シングル「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」
ロックバンド
BUCK-TICKの10枚目の
シングル「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」は、
1995年9月21日にビクターインビテーションからリリースされました。この
シングルは、
アルバム『
Six/Nine|Six_Nine』からの
シングルカットとして発表され、初回盤は特別仕様のパッケージが用意されています。初の12cmCDフォーマットによるリリースでもあり、ファンにとっては貴重な一枚です。
この
シングルには、表題曲の「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」とカップリングの「君のヴァニラ」が収録されています。それぞれの楽曲は、ボーカルが新たに録音され、全体のトラックも別途ミキシングされています。これにより、
アルバムバージョンとは異なるテイストをもった仕上がりとなっています。
収録曲詳細
1.
見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ (4:41)
表題曲は、サウンド面では大きな変更がないものの、歌詞に関しては改訂が施されています。ボーカリストの
櫻井敦司はこの曲の歌詞を「夜バージョン」と「朝バージョン」と定義し、
シングル版は元々
アルバム用に考えられていたが、最終的にはボツになったものが使われています。
シングル版は、現実的で日常を反映した歌詞が特徴で、聴く者に親近感を感じさせます。また、
シングルのプロモーションビデオは、主にモノクロで構成され、特に印象的な星空の写真がさりげなく挟まれている点が魅力的です。
2.
君のヴァニラ (4:22)
カップリング曲の「君のヴァニラ」は、歌詞に変更はないものの、櫻井の歌唱スタイルが大きく異なります。
アルバム版では敢えてチープな音色を意識していたドラム音が、
シングル版ではよりダイナミックで豊かなサウンドにリミックスされています。これによって、聴く者に新鮮な印象を与える仕上がりとなっています。
参加ミュージシャン
サポートミュージシャンには、
横山和俊(キーボード、プログラミング、マニピュレーション)が参加しています。
この
シングルは、
BUCK-TICKのユニークな音楽スタイルと魅力的な歌詞によって多くのリスナーに支持されており、その影響は今も尚続いています。