CATALOGUE 1987-1995

CATALOGUE 1987-1995

『CATALOGUE 1987-1995』は、日本のロックバンドBUCK-TICKが1995年12月1日にリリースした初のシングル曲集およびそのMV集です。この作品は、バンドの結成10周年を祝うものであり、1987年から1995年までのシングルの中から時系列で収録されています。

収録内容

このアルバムには、シングルの1曲目「JUST ONE MORE KISS」を除きすべての曲がシングルバージョンで収められており、このリリース時点でのアルバム初収録となります。初回限定盤には、収録された各シングル10タイトルのジャケットを元にしたアレンジのステッカーが付属しており、全10種類が揃っています。特に、「鼓動」の修正版に基づくステッカーは、初期バージョンのジャケットを使用している点が注目です。また、「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」のステッカーは通常盤のジャケットデザインが使われています。

その後の展開

翌年には、オリジナル・アルバム『COSMOS』をリリースし、BUCK-TICKはビクターからMERCURYに移籍しました。その後、1999年にはベスト・アルバム『BT』が発表され、ビクター在籍時のシングルが全て収録されています。本作の収録曲も含まれており、同タイトルのMV集も後に『BUCK-TICK PICTURE PRODUCT』（2002年）や『SINGLES on Digital Video Disc』（2006年）に収録されています。2012年には、『CATALOGUE VICTOR→MERCURY 87-99』が発売され、本作に収められた10曲を含むビクター時代の全シングルが再収録されています。

再発盤

2007年には紙ジャケット仕様の再発盤が登場し、全曲はデジタルリマスタリングされています。リリース当初の音質をさらに向上させた形で提供され、当時のファンのみならず新たにBUCK-TICKを知る機会にもなりました。

参加ミュージシャン

このアルバムには数多くの才能豊かなミュージシャンが関わっています。ボーカルを担当する櫻井敦司をはじめ、ギターには今井寿と星野英彦、ベースには樋口豊、ドラムスにはヤガミトールが参加しています。彼らの独自のスタイルと技術が、このアルバムをより特別なものにしています。

結論

『CATALOGUE 1987-1995』は、BUCK-TICKの音楽的歴史を振り返る貴重な作品であり、ファンにとっては特別な思い入れのあるアルバムです。このアルバムを通じて、彼らの音楽の進化や変化を感じ取ることができ、ロックバンドとしての未だ尽きない情熱が伝わります。

もう一度検索