見ノ越(みのこし)
見ノ越は、
徳島県美馬市木屋平と三好市東祖谷の境に位置する
峠で、
剣山と
丸笹山の間にあり、標高は1,410
メートルです。
国道438号(見ノ越隧道)の最高点は1,450
メートルに達します。「見の越」や「見越」と表記されることもあります。
峠の概要
見ノ越の地理的特性を生かした観光地として知られています。
峠の下には長い歴史を有する
峠道があり、現在はそこを通る
国道438号が整備されています。この国道のトンネルを三好市側から抜けると、区域一帯には
剣山登山リフトや土産物屋、そして民宿などが立ち並びます。特に登山シーズンには、多くの観光客が訪れ賑わいを見せます。
しかしながら、冬季にはこの周辺地域が終日または夜間全面通行止めとなります。冬季の閉鎖期間中は、交通条件が厳しくなり、特に12月1日から翌年の3月末日までは
日本郵便から
交通困難地として指定を受けているため、この期間に地外から当地へ郵便物を送ることはできません。このため、訪れる際は季節に応じた計画が不可欠です。
見ノ越交差点
見ノ越では、
国道438号を
徳島市側から走行してくると、トンネルと土産物屋の通りを過ぎた先で道路が二つに分かれます。この交差点では、坂出市・
つるぎ町方面へ向かう
国道438号と、
四万十市・
大豊町(京柱
峠)方面へ向かう国道439号が分かれることになります。この439号は、
徳島市の起点から438号と重複していたため、この地点で初めて438号から分かれる形になります。
また、この交差点では他の
国道492号も東方面から西方面に通過していますが、これは重複区間のため、案内標識には表示されていません。非常に重要な交通の要所でもあるこの見ノ越交差点は、観光客だけでなく地元の人々にとっても重要な位置付けを持っています。
距離案内
見ノ越からの各地への距離は以下の通りです:
このように、美しい自然に囲まれた見ノ越は、登山や観光に訪れる人々にとって魅力的な場所であり、豊かな環境と地域の歴史を感じさせるスポットです。訪れる際には、十分な準備と最新の情報を持って楽しむことが大切です。