角弘

株式会社角弘は、青森県青森市に本社を置く、鉄鋼・建設資材・石油などを取り扱う小売業者です。

設立の背景

角弘のルーツは、1883年8月に設立された弘前農具会社に遡ります。この会社は、青森みちのく銀行の母体となった第五十九国立銀行の創設者であり、津軽藩家老でもあった大道寺繁禎を中心に、地域の民間人15名が出資して設立されました。当時としては珍しい、地域主導の企業として注目されました。

沿革

1883年 - 大道寺繁禎が地域の共同出資者を募り、弘前にて弘前農具会社を創業。
1898年 - 弘前農具株式会社に組織変更。
1907年 - 青森支店を開設し、事業を拡大。
1922年 - 株式会社角弘銅鉄店に商号変更。取り扱い品目を拡大。
1926年 - スタンダード・ヴァキューム石油会社（現・ENEOS）の代理店となり、石油販売に進出（1931年に県下代理店となる）。
1927年 - フォードの副代理店となり、自動車販売にも参入（1930年に県下特約店となる）。
1961年 - 株式会社角弘に商号変更し、青森市に本店を移転。更なる発展を目指す。
1983年 - 創業100周年を迎え、新角弘ビルを竣工。新たなスタートを切る。

関連会社・団体

角弘は、多岐にわたる関連会社・団体を有し、地域経済に貢献しています。

青森電子計算センター
ビジネスサービス
青森共同計算センター
角弘スチール加工センター
角弘アルミサッシセンター
角弘生コンクリート
畑中産業
弘前工業
カクヒロ船場
八弘産業
青森コミュニティビジネス
協同組合カクヒログループ

関連項目

第五十九国立銀行（青森みちのく銀行の母体行）
カクヒログループ アスレチックスタジアム（新青森県総合運動公園陸上競技場）：命名権を取得
カクヒログループ スーパーアリーナ：命名権を取得

外部リンク

株式会社角弘（カクヒロ）

株式会社角弘は、創業以来、青森県を中心に地域社会の発展に貢献してきました。その事業は、鉄鋼、建設資材、石油などの販売にとどまらず、情報処理、不動産、レジャーなど多岐にわたります。地域に根ざした企業として、今後の発展が期待されます。

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