認定NPO法人 きぼうのいえ

「きぼうのいえ」（Hope House）は、東京都台東区清川に位置する、ホームレス状態にある方や、病に侵され余命わずかな方々を対象としたホスピスです。運営は、特定非営利活動法人山谷・すみだリバーサイド支援機構によって行われています。

概要

「きぼうのいえ」は、かつて日雇い労働者の街として知られた「山谷」地域に開設されました。当初は、路上生活を送る人々を支援する目的で設立されましたが、現在では、末期がんなどの重篤な疾患を抱え、残された時間を穏やかに過ごしたいと願う方々の終の棲家としての役割も担っています。

沿革

「きぼうのいえ」の歴史は、2001年4月に山谷・すみだリバーサイド支援機構が設立されたことから始まります。

2001年4月: 山谷・すみだリバーサイド支援機構が創設されました。
2002年4月: 緊急一時保護施設「なかよしハウス」（全11室11床）が開設されました。
2002年10月: ホスピス「きぼうのいえ」（全21室21床）が開設されました。
2006年: 山谷・すみだリバーサイド支援機構が特定非営利活動法人の認証を受けました。
2009年11月: 法人名が「特定非営利活動法人きぼうのいえ」に変更されました。
2015年3月: 「なかよしハウス」の運営が終了しました。
2018年10月: 認定NPO法人の認証を受けました。

これらの変遷を経て、「きぼうのいえ」は、困難な状況にある人々を温かく迎え入れ、その尊厳を守るための活動を続けています。

施設

床数: 全21室21床
敷地面積: 110.32平方メートル
延床面積: 433.36平方メートル
所在地: 東京都台東区清川2丁目29-12

関連情報

「きぼうのいえ」は、以下の項目とも関連があります。

山谷（東京都）: 「きぼうのいえ」が位置する地域であり、日雇い労働者の街として知られていました。
ホスピス: 「きぼうのいえ」は、終末期医療を提供するホスピスとしての機能も有しています。
緩和医療: ホスピスにおける医療行為は、患者の苦痛を和らげる緩和医療が中心となります。
山本雅基: 「きぼうのいえ」の創設者です。
映画『おとうと』: 2010年に公開された映画『おとうと』に登場する「みどりのいえ」は、「きぼうのいえ」をモデルにしています。

外部リンク

「きぼうのいえ」に関するより詳しい情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。

ホスピスきぼうのいえ
NPO 楽患ねっと

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