谷口登司夫

谷口登司夫（たにぐち としお、生年不明 - 2014年2月24日）は、日本の編集技師です。日本映画・テレビ編集協会（J.S.E.）に所属していました。

生い立ちと映画界入り

谷口は、姉が大映京都撮影所で経理の仕事をしていた関係で、幼い頃から撮影所に出入りしていました。その縁から、子役として稲垣浩監督の『手をつなぐ子等』（1948年）や森一生監督の『山猫令嬢』（1948年）などの映画に出演しました。高校時代には、友人と共に撮影所を見学した際、顔見知りの社員に声をかけられたことがきっかけで、大映に入社することになりました。

入社当初の1年ほどは照明部門に配属されましたが、その後編集部門に異動しました。編集技師としてのキャリアをスタートさせ、数多くの作品に携わりました。

主な編集作品

谷口は、映画を中心に数々の作品で編集を手がけました。主な作品として、以下が挙げられます。

映画

座頭市シリーズ
子連れ狼シリーズ

テレビドラマ

具体的な作品名は不明ですが、数多くのテレビドラマの編集も担当しました。

受賞歴

谷口は、その卓越した編集技術により、数々の賞を受賞しています。

1990年 第13回日本アカデミー賞：優秀編集賞『利休』
1991年 第14回日本アカデミー賞：優秀編集賞『3-4X10月』、『浪人街』
2005年 第60回毎日映画コンクール：技術賞（編集）『二人日和』

これらの受賞歴は、谷口の編集者としての高い能力と、映画界への貢献を物語っています。

関連人物

谷口は、映画界の著名な人物たちと関わりがありました。

大映京都撮影所
森一生 (監督)
勝新太郎 (俳優)
北野武 (監督)

外部リンク

谷口登司夫 - 日本映画データベース
谷口登司夫 - allcinema
谷口登司夫 - KINENOTE
* Toshio Taniguchi - IMDb（英語）



谷口登司夫は、その長いキャリアを通じて、数多くの映画作品の編集に携わり、日本の映画界に多大な貢献をしました。彼の作品は、今もなお多くの人々に愛され続けています。

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