谷村美月

谷村美月のプロフィール

谷村美月（たにむら みつき）は、1990年6月18日生まれの日本の女優で、大阪府堺市に出身します。彼女は2003年からホリ・エージェンシーに所属し、以来活躍を続けています。

略歴

谷村は小学2年生の時に母親の勧めで大阪の児童劇団に参加し、子供モデルの活動を始めました。2002年には、12歳でNHKの連続テレビ小説『まんてん』で女優としてのキャリアをスタートさせました。さらに、2005年には映画『カナリア』で初めて映画に出演し、主演を務めたことで、第20回高崎映画祭での最優秀新人賞を受賞しました。

彼女は2006年に連続ドラマ『生物彗星WoO』で主演し、同年に映画『時をかける少女』で初めてアニメの声優に挑戦しました。また、2008年には初の写真集『花美月』を発表し、多くのファンに支持されました。2011年に広島でのオールロケ映画『サルベージ・マイス』では、アクションシーンにも挑戦し、ダンスの経験を活かしてアクション監督から絶賛を受けました。

谷村は2021年10月に持病の影響で舞台『LUNGS』を降板し、一時的に休養することを発表しましたが、2022年にはドラマ『最果てから、徒歩5分』で復帰を果たしました。

主なエピソード

彼女の演技力は高く評価されており、『ユビサキから世界を』では、自殺願望を抱える少女を演じた際、監督から驚きの評価を受けました。また、彼女は役作りに非常にこだわることで知られています。ポスター出演したタワーレコードのコーポレイトメッセージのTシャツのイラストも手がけました。

好きな小説には豊島ミホの『青空チェリー』があり、同世代の作品よりも『恋空』を好んで読んでいるそうです。多くの女優たちと親交があり、特に大政絢や北乃きいとは仲が良いとされています。彼女は高校卒業まで大阪に住んでおり、仕事のために大阪と東京を往復する日々を送っていました。

また、母親が広島県出身であるため、家庭では広島風お好み焼きを食べることが多かったといいます。大ファンのモーニング娘。の元メンバー辻希美の影響で、彼女は子供の頃にオーディションに応募した経験もあるなど、ファン心の強い一面も持ち合わせています。

代表作

谷村は多くの映画やドラマに出演しており、その中でも主演した作品には『カナリア』、『おにいちゃんのハナビ』、『真田丸』、さらには連続テレビ小説『まんてん』や『べっぴんさん』などがあります。彼女の幅広い演技力と持ち味は、視聴者やファンに強く支持され続けています。

彼女のキャリアを通じて、悲惨な境遇の女性を描く役柄も多く、映画『おにいちゃんのハナビ』では白血病患者としてスキンヘッドを経験したり、『ユビサキから世界を』や『東京ゾンビ』で傷ついた女性を見事に演じています。大胆な役柄に挑戦し続ける姿勢が、彼女の魅力であり、多くの人々を惹きつけてやみません。

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