豊中市立北条小学校

豊中市立北条小学校：地域に根ざした教育を展開する学校

豊中市立北条小学校は、大阪府豊中市北条町二丁目に位置する公立小学校です。1975年4月1日、近隣の豊中市立小曽根小学校の児童数増加に対応するため、分離校として開校しました。豊中市においては35番目の小学校となります。

開校までの道のり

北条小学校の設立は、1973年12月19日に豊中市議会で議決された豊中市立小曽根小学校の分離校（仮称・市立第35小学校）設置計画から始まりました。翌1974年8月1日に建設工事が着工され、同年12月20日には校名が「豊中市立北条小学校」と正式に決定されました。そして、1975年4月1日、現在の地に開校。2年生から5年生までの児童が小曽根小学校から移籍し、新たな学校生活がスタートしました。同年の6月9日には校章が制定され、この日を創立記念日としています。

開校後も学校は発展を続け、1976年4月1日には養護学級が設置され、同年10月には校歌が制定されました。1982年には校地の拡張も行われ、児童にとってより快適な学習環境が整備されました。

教育環境と地域との連携

北条小学校は、服部緑地南側に広がる住宅地を校区としています。緑豊かな自然に囲まれた環境の中で、児童たちはのびのびと学ぶことができます。また、地域住民との連携を重視しており、地域に根ざした教育活動に力を入れています。地域との協働によるイベントやボランティア活動などを通して、学校と地域社会のつながりをより一層強めています。

学校生活と進路

北条小学校の通学区域は、豊中市北条町1丁目から4丁目、および若竹町1丁目から2丁目です。卒業生は、基本的に豊中市立第十六中学校に進学します。学校周辺には、豊中市立第十六中学校のほか、天竺川、高川、服部緑地などの自然豊かな環境が広がっています。

アクセス

最寄りの駅は、阪急宝塚線 服部天神駅（北東へ約1.5km）と北大阪急行電鉄緑地公園駅（南西へ約1.6km）です。阪急バスも利用でき、「北条小学校前」バス停（64・91系統）、「北条町2丁目」バス停（64系統）が便利です。

学校の象徴：校歌と校章

北条小学校には、地域住民の思いが込められた校歌と校章があります。校歌は岸井清純氏作詞、尾西勝氏作曲によるものです。校章は創立記念日に制定され、学校を象徴するシンボルとして、児童生徒の心に深く刻まれています。これらのシンボルは、学校の歴史と伝統、そして地域の誇りを象徴しています。

豊かな自然環境と教育の融合

北条小学校は、自然豊かな環境と質の高い教育を両立させた、地域に愛される学校です。今後も、地域社会との連携を深めながら、児童たちが健やかに成長できるよう、教育活動を展開していくことでしょう。

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