象山口駅について
象山口駅(ぞうざんぐちえき)は、かつて
長野県長野市松代町清野に存在した
長野電鉄屋代線の駅です。駅番号はY5でした。
1934年に開業し、地域の交通を支えてきましたが、
2012年の屋代線廃止に伴い、駅としての役割を終えました。
歴史
1934年(昭和9年)5月24日:長野電鉄によって開業しました。
1971年(
昭和46年)
3月1日:駅員の配置がなくなり、
無人駅となりました。
2002年(平成14年)9月18日:路線名が河東線から屋代線に変更され、屋代線の駅となりました。
2012年(平成24年)
4月1日:屋代線が廃止されたため、象山口駅も
廃駅となりました。
駅構造
象山口駅は、単式ホーム1面1線を有する
地上駅でした。開業当初は有人駅でしたが、廃止時には
無人駅となっていました。ホームには、板で延長された痕跡が見られました。
利用状況
駅の利用状況は以下の通りでした。
2006年度 | 2,827人 | 8人/日 |
---|
2007年度 | 3,737人 | 10人/日 |
2008年度 | 2,520人 | 7人/日 |
2009年度 | 2,289人 | 6人/日 |
2010年度 | 1,747人 | 5人/日 |
駅周辺
駅周辺には、以下の施設や場所がありました。
上信越自動車道 松代パーキングエリア
千曲川
国道403号
廃止後
駅のホームなどの施設は、廃止後約1年間は残されていましたが、その後解体され、更地となりました。また、屋代駅方面の踏切跡からしばらくの間、サイクリングロードが整備されました。
代替バスのバス停として「象山口」バス停が設置されましたが、これは従来から存在していたアルピコ交通のバス停と同じ場所です。
バス路線
駅前の市道(旧国道403号)上には、アルピコ交通(川中島バス)と長電バスの「象山口」停留所があります。なお、長電バスは屋代線廃止後に乗り入れを開始しました。
アルピコ交通(川中島バス)
102系統:道島 → 象山口 → 松代郵便局前 →
松代駅 → 長野インター前 →
川中島古戦場 →
丹波島橋南 → 県庁前 → 市役所前 → 文化学園前(平日朝のみ)
130系統:篠ノ井駅 - 篠ノ井病院 - 道島 - 象山口 - 松代郵便局前 - 松代高校(土日・祝日運休)
長電バス
屋代線代替バス:
須坂駅 - 井上 - 若穂病院 - 川田駅 -
松代駅 - 象山口 - 岩野 -
屋代駅
隣の駅
長野電鉄 屋代線
岩野駅 (Y4) - 象山口駅 (Y5) -
松代駅 (Y6)
関連項目
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日本の[[鉄道駅一覧]]