賀川照子

賀川 照子（かがわ てるこ）

1975年3月20日生まれ、東京都大田区出身。身長158cm、体重49kg、血液型A型。かつてはプロフェッショナルレスラーとしてリングに上がり、現在は多方面で活躍するタレントとして知られる。

医師の家系に生まれ育ち、幼稚園から高校まで一貫して伝統ある田園調布雙葉学園で学ぶという、プロレスラーとしては非常に珍しい経歴を持つ。その後、東洋英和女学院大学を経て、早稲田大学第一文学部仏文科を卒業。

プロレスラーへの道のり

早稲田大学在学中に始めた中国武術への傾倒が、彼女を格闘の世界へと導いた。その道への第一歩は、吉本女子プロレスが実施したオーディションへの応募であった。この挑戦が、後にプロレスラー「賀川照子」を誕生させる直接的なきっかけとなる。

プロレスラーとしてのキャリア

2001年4月8日、東京・ディファ有明のリングで、アストレス1期生としてプロキャリアをスタートさせた。デビュー戦の相手は同じく1期生である大森彩乃。端正なルックスと学歴に加え、中国武術で培った身体能力を生かしたファイトで注目を集めた。

2002年3月にアストレスを卒業し、一度はリングから離れる期間があったものの、同年8月には再び選手活動を再開。キャリアを重ねる中で、ジュニア戦線での活躍が光る。2003年1月には、アップルみゆきとの王座決定戦を制し、見事Jd'ジュニア王座を獲得、その実力を見せつけた。

しかし、同年11月23日には所属していたJDスター女子プロレスを退団。その後はフリーランスとして活動の幅を広げた。2005年2月には、アントニオ小猪木との試合を機に西口プロレスへの入団を発表。そして同年7月3日、自身の引退興行を行い、プロレスラーとしての活動に終止符を打った。

引退後の活動

プロレスラーを引退した後も、賀川照子のキャリアはリングの傍らで続いた。NEO女子プロレスでは、リングアナウンサーや団体代表といった要職を歴任し、団体の運営や興行の進行に携わるなど、裏方としてもプロレス界に貢献した。

現在は、その明るいキャラクターと経験を生かし、タレントとして活動している。所属する西口プロレスの関連イベントや、YouTubeのプロレス関連番組においてアシスタントを務めるなど、プロレスとの関わりは続いている。また、バラエティ番組に出演するなど、活動の場を広げている。

その他の多才な活動

プロレスラーとして活動していた時期から、各種キャラクターショーの司会としても活躍していた。特に人気アニメ『プリキュア』シリーズ関連のイベントでは、『プリキュアKids』の専任司会者として、長期にわたり全国各地のステージに立った。具体的には、2005年3月から翌年1月まで、2006年9月から12月まで、そして2007年5月以降と、断続的に子どもたちの熱い声援を浴びるイベントを盛り上げた。

得意技と舞台出演

プロレスラー時代の得意技としては、投げ技である「コルバタ投げ」が知られている。

また、舞台俳優としても活動しており、2015年4月には、劇団コルバタの公演「向かう先は青コーナー」（東京・戸野廣浩司記念劇場）に出演した。

このように、賀川照子はプロレスラー、リングアナウンサー、団体運営、そしてタレントとして、多岐にわたるキャリアを築き、現在もなお精力的に活動を続けている。


関連リンク

プロフィール - 西口プロレス
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賀川照子のブログ てるりん日記 - 楽天ブログ
賀川照子 公式ブログ - ウェイバックマシン（2021年6月18日アーカイブ分） - GREE

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