アントニオ小猪木

アントニオ小猪木（本名非公開、1971年8月22日 - ）は、埼玉県志木市出身のお笑いタレントであり、西口エンタテインメントに所属しています。身長158cm、体重55kg、血液型はB型と公表されています。かつては『ラヴ兄弟』というコントグループに所属し、浅井企画で活動していました。マネージャーを務めていたファニー猪木は、アントニオ猪木の実の姪にあたります。

人物

アントニオ小猪木は、埼玉県上尾市で生まれました。彼は、その健脚ぶりでも知られており、『オールスター感謝祭 '07秋』の赤坂5丁目ミニマラソンでは、ハンデなしの一般男子枠で優勝を果たしています。また、RCサクセションの大ファンであり、ソウル、ファンク、ブルースなどのブラックミュージックも好むなど、音楽への造詣も深い人物です。

2014年には、ファッションモデルの瓜谷はるみと結婚。婚姻届を提出した12月3日は、アントニオ猪木の決め台詞「1、2、3ダァーッ！」に引っ掛けたアントキの猪木の結婚日（1月23日）とは対照的です。

また、2009年12月には、日本喜劇人協会主催の『喜劇ワークショップ講座』で、お笑いプロレスというジャンルの講師を務めています。さらに、谷川真理ハーフマラソンや谷川真理駅伝にも猫ひろしらと共にレギュラー出場するなど、マラソンにも積極的に参加しています。

2012年3月には声帯ポリープで入院しており、以前から咽頭白板症やポリープ様声帯と診断されていたことが報じられています。声が出なくなった原因は、アントニオ猪木のモノマネで連発する「ダァーッ！」のしすぎではないかと言われています。

アントニオ猪木との関係

アントニオ小猪木は、テレビ番組の再現VTRでアントニオ猪木役を演じることが多く、『めちゃ²イケてるッ!』では本物のアントニオ猪木と共演し、闘魂ビンタを受けたこともあります。また、アントニオ猪木のものまね芸人である春一番やアントキの猪木とも交流があり、共演もしています。特に、アントキの猪木とは「イノキーズ」というコンビ名で活動しており、2009年にはアントニオ猪木の誕生日パーティーで4人が同じステージに立つという珍しい場面もありました。

西口プロレスでの活動

アントニオ小猪木は、西口プロレスの中心選手として、長州小力との対戦が人気カードの一つです。また、西口プロレスでは様々な選手と対戦しており、プロレスのリング上での活躍も目立っています。西口プロレスの興行では、鈴木みのる、高山善廣、曙、小島聡、ウルティモ・ドラゴンなど、著名なプロレスラーとも対戦しました。

西口プロレスの発展にも大きく貢献しており、2008年には自身の名前を冠した自主興行『アントニオ小猪木興行』を開催し、対ゲストをテーマにした西口DXプロレスの発足にも繋がりました。さらに、天龍源一郎との対戦では、歯を2本折られるほどの激戦を繰り広げ、観客を大いに沸かせました。ハチミツ二郎とのタッグで、当時のIWGPジュニアタッグ王者組と対戦するなど、話題性のある試合も多く行っています。

その他の活動

プロレスやバラエティ番組以外にも、JWP女子プロレスでのザ・グレート・カブキとの対戦や、昭和プロレスでのバトルロイヤル優勝など、数々のイベントで活躍しています。ミノワマンとの異種格闘技戦では、プロレスルールでも勝利を収めており、プロレスラーとしての実力も証明しました。

格闘技イベント「TRIBELATE」や「GLADIATOR」にもレギュラー参戦しており、キックボクサーや総合格闘技の選手とも積極的に対戦しています。また、藤原敏男主催のイベントでは、藤原敏男、初代タイガーマスクとタッグを組み、藤原喜明らと対戦するなど、様々なジャンルで活躍しています。

テレビ番組では、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」や、『内村プロデュース』、『めちゃ²イケてるッ!』など、数々のバラエティ番組に出演しています。また、ドラマや映画にも出演し、俳優としての活動も行っています。

持ちネタとしては、アントニオ猪木が繰り出した数々の名勝負を再現するモノマネを得意としており、観客を魅了しています。

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