赤い蕾と白い花

赤い蕾と白い花

『赤い蕾と白い花』は、石坂洋次郎の小説『寒い朝』を原作とした、1962年に日活が製作した青春映画です。監督は西河克己、主演は吉永小百合と浜田光夫が務めました。本作は、1959年の『若い素顔』に続き、2度目の映画化作品となります。

概要

製作時の映画タイトルは原作と同じ『寒い朝』でしたが、公開が6月であったため、『赤い蕾と白い花』と改題されました。前作『若い素顔』でも岩淵真知子役を演じた高峰三枝子が、本作でも同役を演じています。

主要キャスト

岩淵とみ子：吉永小百合
三輪重夫：浜田光夫
三輪貞一：金子信雄
岩淵真知子：高峰三枝子
岩淵かね：北林谷栄

その他、武智豊子、福田トヨ、堀恭子、相馬幸子、早川名美、佐川明子、左卜全など、個性豊かな俳優陣が脇を固めています。

スタッフ

製作：日活
監督：西河克己
助監督：白鳥信一
脚本：池田一朗
撮影：岩佐一泉
音楽：池田正義
美術：佐谷晃能
照明：安藤真之助
録音：中村敏夫
編集：鈴木晄
スチル：斎藤誠一

音楽は池田正義が担当し、主題歌は吉永小百合と和田弘とマヒナスターズが歌う『寒い朝』が使用されました。

映像ソフト

2012年6月12日より、日活DVD「日活青春映画」シリーズの一本としてDVDが発売されています。

同時上映

本作と同時上映されたのは、小林旭主演の『帰ってきた旋風児』です。原作は川内康範、脚本は石松愛弘、監督は野口博志が務め、『旋風児』シリーズの第5作にあたります。

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