赤星慶治

赤星慶治

赤星 慶治（あかほし けいじ、1950年9月23日 - ）は、日本の元海上自衛官。第29代海上幕僚長を務めた人物である。熊本県出身。

経歴

赤星氏は、哨戒機PS-1およびP-3Cのパイロットとして、約4,000時間の飛行時間を記録している。この豊富な飛行経験は、後の海上自衛隊におけるキャリアにおいて、大きな強みとなった。

年譜

1969年（昭和44年）3月：熊本県立済々黌高等学校を卒業。
1973年（昭和48年）3月：防衛大学校（第17期）を卒業し、海上自衛隊に入隊。
1987年（昭和62年）7月：2等海佐に昇任。
1988年（昭和63年）3月：海上幕僚監部防衛部防衛課に勤務。
1991年（平成03年）3月：第4航空隊副長に就任。
1992年（平成04年）7月：1等海佐に昇任。
1993年（平成05年）8月2日：防衛研究所所員となる。
1994年（平成06年）8月1日：海上幕僚監部防衛部運用課運用第2班長に就任。
1996年（平成08年）8月1日：第3航空隊司令に就任。
1997年（平成09年）7月1日：第1航空群司令部首席幕僚に就任。
1999年（平成11年）3月29日：海上幕僚監部監理部総務課長に就任。
2001年（平成13年）3月27日：海将補に昇任し、第4航空群司令に就任。
2002年（平成14年）3月22日：海上幕僚監部監理部長に就任。
2004年（平成16年）3月29日：横須賀地方総監部幕僚長に就任。
2005年（平成17年）3月28日：海将に昇任し、第30代航空集団司令官に就任。
2007年（平成19年）3月28日：第37代佐世保地方総監に就任。
2008年（平成20年）3月24日：第29代海上幕僚長に就任。海上自衛隊の最高位である海上幕僚長に就任し、組織を統括する重責を担った。
2010年（平成22年）7月26日：退官。
2018年（平成30年）6月13日：水交会理事長に就任。
2020年（令和02年）
6月11日：水交会会長に就任。
11月3日：瑞宝重光章を受章。

栄典

* 2020年（令和2年）11月3日：瑞宝重光章

赤星慶治は、海上自衛隊における長年の勤務を通じて、パイロットとしての専門知識に加え、管理職としての能力も高く評価された。退官後も、水交会での活動を通じて、海上自衛隊の発展に貢献している。また、瑞宝重光章の受章は、彼の長年にわたる功績を国が認めた証と言えるだろう。

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