赤松幸輔

赤松 幸輔のプロフィール

基本情報

赤松幸輔（あかまつこうすけ、1992年6月5日生まれ）は、愛媛県宇和島市出身の元プロ野球選手であり、現在はコーチとして活動しています。ポジションは捕手で、右投げ右打ちのスタイルを持っています。彼は日本プロ野球（NPB）では育成選手としての経歴を持っています。

経歴

プロ入り前

赤松は、瀬戸内高等学校から名古屋商科大学に進学し、大学野球で活躍。2年次での2012年には、愛知大学野球連盟秋季リーグ戦で指名打者としてベストナインを受賞するなど、その打力が評価されました。しかし、大学野球生活の最終年となる4年生の時には、チームが2部リーグに降格する苦い経験を味わいました。

四国リーグplus・香川オリーブガイナーズ時代

大学卒業後、赤松は四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズに入団します。彼は2015年から正捕手としてチームを率い、前期優勝に大きく貢献しました。この年、彼は前期MVPに選ばれ、捕手部門のベストナインにも輝くなど、輝かしい実績を残しました。

オリックス・バファローズ時代

2015年のプロ野球ドラフト会議では、オリックス・バファローズに育成ドラフトの2巡目で指名されます。赤松は自らが指名されるとは思っていなかったため、この知らせは彼にとって嬉しいサプライズでした。彼は契約の際、支度金300万円、年俸250万円（共に推定）で入団しました。そして、背番号は121に決定しました。

2016年には、ウエスタン・リーグで45試合に出場し、打率.222、3本塁打、6打点の成績を残しました。また、入団当初は113kgの体重がありましたが、厳しい練習によって102kgに減少しました。2017年も引き続きウエスタン・リーグでの活動を行い、28試合に出場。打率.250、2本塁打、8打点を記録しましたが、10月2日に球団から戦力外通告を受け、その後10月31日に自由契約となります。

オリックス退団後

オリックスを退団した赤松は、2017年11月15日に行われた12球団合同トライアウトに参加します。試合では4打数2安打1三振という結果を残します。その後、2018年1月9日にベースボール・チャレンジ・リーグの福島ホープスに選手兼任コーチとして入団。彼は同年10月13日に現役を引退し、退団します。

指導者への道を歩む赤松は、母校・名古屋商科大学のコーチに就任します。この転身は、大学時代の恩師である中村順司からの勧めによるもので、2019年2月5日に学生野球資格を回復した後に、本格的にコーチとしての活動を started しました。2023年度からは、大学の監督に就任しました。

選手としての特徴・人物

赤松は、113kgの体重を持つ大型捕手としてプロ入りしました。その打撃力やスローイング能力が高く評価され、プロの舞台に立ちました。指導者としては、大学時代の恩師である中村順司や、オリックス時代の二軍監督だった田口壮、福島時代の監督である岩村明憲の指導が大きな影響を与えています。彼はこれらの経験を活かし、次世代の指導者として成長していくことでしょう。

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