車邦秀

車邦秀（くるま くにひで）

プロフィール

1951年12月26日生まれ、長崎県出身の殺陣師、俳優。
幼少の頃からチャンバラが好きで、棒切れでチャンバラごっこをして遊んでいた。
中高時代にはアクション作品に触発され、独学でバク転などを習得。身体能力の高さとアクションへの情熱を育む。

キャリア

長崎県立猶興館高等学校卒業後、1971年（昭和46年）に上京し、若駒冒険グループ（若駒）に入社。
当初は斬られ役として多くの作品に出演。その中で、擬斗指導の林邦史朗に見出され、殺陣師としての才能が開花。
1973年、テレビドラマ『おこれ!男だ』で殺陣師に抜擢され、時代劇、現代劇を問わず、数々の作品で殺陣師を務める。

武道家として

1991年より全日本刀道連盟の副主席師範を務め、2016年からは主席師範に就任。刀道の普及と発展に貢献。
殺陣の指導だけでなく、武道家としても高い実力を持つ。その他、国際護身術振興会師範長、総合武術道主席師範、日本空手道連盟参段の資格も保有。

多彩な特技

器械体操、刀道、スタントマン、殺陣指導、乗馬、古武術（トンファー、ヌンチャク、釵、棒など）、忍者体術、護身術、合気道など、多岐にわたる特技を持つ。

主な出演作品

テレビドラマ

『浮世絵 女ねずみ小僧』
『太陽にほえろ!』
『大江戸捜査網』
『少年探偵団』
『風と雲と虹と』
『徳川家康』
『腕におぼえあり』
『功名が辻』
『吉原裏同心』
『まんまこと〜麻之助裁定帳〜』
『志村けんとドリフの大爆笑物語』
その他多数

映画

『戦場のメリークリスマス』
『ウルトラマンゼアス』
『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』
『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』
『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』
『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』
『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』
『新世紀ウルトラマン伝説』
『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』
『ULTRAMAN』
『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』
『ぬけまいる〜女三人伊勢参り』

スーツアクター

『アイアンキング』
『スーパーロボット レッドバロン』
『スーパーロボット マッハバロン』
『小さなスーパーマン ガンバロン』
『トリプルファイター』

殺陣・武術指導

『8時だョ!全員集合』
『ドリフ大爆笑』
『おこれ!男だ』
『若い!先生』
『忍者キャプター』
『ウルトラマン80』
その他多数

その他

馬術指導も担当。大河ドラマ『天地人』など。

外部リンク

車邦秀 (kurumakunihide) - Facebook
車邦秀 - allcinema
車邦秀 - KINENOTE
車邦秀 - 文化庁日本映画情報システム
車邦秀 - 日本映画データベース
若駒プロ公式HP：車 邦秀 プロフィール
* 全日本刀道連盟：役員紹介


車邦秀は、殺陣師・俳優としてだけでなく、武道家としてもその名を馳せており、多岐にわたる才能を発揮している人物である。

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