辰野町立川島小学校

長野県辰野町立川島小学校について

辰野町立川島小学校は、長野県上伊那郡辰野町横川に所在する公立小学校です。2025年3月末をもって閉校し、辰野町立辰野西小学校へ統合されることが決定しています。

特徴

2021年9月1日時点で児童数は11名と小規模であり、1・2年生、3・4年生、5・6年生がそれぞれ複式学級として編成され、3学級で授業が行われていました。2022年12月時点でも児童数は11名で、そのうち半数程度は小規模特認校制度を利用して地区外から通学している生徒でした。

沿革

川島小学校は、150年以上の歴史を持つ小学校です。以下に主な沿革をまとめました。

1873年: 学制の施行により、横川村と上島村に官立の学校として横川学校、鳳鳴学校、化成学校、誠明学校の4校が開校しました。
1875年/1876年: 学校の再編が行われ、三里学校と中三里学校の2校に統合されました。
1885年: 小野学校の管下に入り、三里学校は横川支校、中三里学校は上島派出所となりました。
1889年4月1日: 町村制の施行により川島村が成立し、川島小学校と川島小学校上島分校が設置されました。
1907年: 川島尋常高等小学校となりました。
1941年: 川島国民学校と改称されました。
1947年: 学制改革により、川島村立川島小学校と川島村立川島中学校が設置されました。
1956年9月30日: 川島村が辰野町に編入され、川島村立川島小学校は辰野町立川島小学校となりました。
1957年: 上島分校が廃止されました。
1963年12月15日: 校歌と校章が制定されました。
1980年: 校舎の全面改築が行われました。
2012年: 通学区特例校となりました。
2022年12月15日: 辰野町議会において川島小学校の廃止が決定しました。
2023年: 開校150周年を記念したソング「150の希望」が作成されました。
2024年10月19日: 川島小学校の閉校記念式典が開催される予定です。

閉校について

川島小学校は、150年以上の歴史を持つ学校でしたが、児童数の減少により2025年3月をもって閉校することとなりました。閉校後は、辰野西小学校に統合され、その歴史に幕を閉じます。

関連情報

外部リンク: 辰野町川島小学校ライブカメラ（長野県辰野町横川）

川島小学校は、地域に根ざした教育活動を展開し、多くの卒業生を送り出してきました。閉校は残念ですが、その歴史と伝統は、今後も語り継がれていくことでしょう。

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