週刊山崎くん
『週刊山崎くん』は、
1994年4月12日より
熊本放送(RKKテレビ)で放送されているローカル
情報番組です。この番組は地域の魅力を発信することに特化しており、地元の
商店街の散策や、
温泉旅、グルメ情報を提供しています。番組名の「山崎」は、
熊本市中央区山崎町にあるRKKの本社所在地に由来しています。
番組はその放送回数が積み重なり、2007年には600回、
2010年には700回の節目を迎え、20周年を祝ったのは
2014年4月のことです。また、特別な企画として、
鶴屋百貨店で開催される「駅弁大会」や「大道産子市」などのイベントと連動して特集を組むこともあり、地元の食文化や風景を広く紹介しています。
番組のグラフィックやテーマ音楽は放送開始から長きにわたって不変でしたが、最初のオープニングCGは2006年12月にハイビジョン放送の開始に伴いリニューアルされました。
2018年時点において、この番組は熊本ローカルの中で唯一ゴールデンタイムに放送されている
情報番組で、過去には23.4%の
視聴率を記録しました。特に春秋の
改編期や年末年始には特別編成が組まれることがあり、視聴者にとって親しい番組であることがわかります。
また、毎年年末年始には「アンコールスペシャル」として人気のあるテーマや視聴者のリクエストに応じた内容を
再放送しており、過去の魅力を振り返る場となっています。なお、番組はスカパー!e2のインターローカルTVで放送されていたため、RKKの放送エリア外でも視聴可能でした。
新春スペシャルも恒例で、
2009年の『極上のグルメ!
温泉!レジャー!くまもと絵巻』や、
2010年の『極上
温泉宿と絶品素材グルメ〜初春絵巻〜』などが好評を博してきました。
2009年4月の
改編以降、放送日時が
水曜日に変更され、その後も何度かの
改編を経て進化を続けています。
司会者も多くの変遷があり、2015年には大田黒浩一さんと片岡昭さんが卒業し、また新たにRKKアナウンサーの
木村和也さんや女優の倉田もえさんが起用されました。その後、
2018年には
宮崎美子さんが加わり、隔週交代の形式で進行されています。
これまでのナレーション担当者も変わってきており、初代の片岡昭さんから須藤あきさん、現在は又野千紘さんが担当しています。また、番組制作には多くのスタッフが関わり、CG制作やタイムキーパーがそれぞれの役割を果たしています。
さらに、『週刊山崎くん』は、地域の事情や観光地を紹介するだけでなく、地元に根付いた文化や出来事を伝えることで、多くの視聴者に親しまれています。今後も熊本の魅力を発信し続ける存在であり続けることでしょう。