道の駅とわだ

道の駅とわだ（とわだぴあ）

青森県十和田市にある国道4号（十和田バイパス）沿いの道の駅です。正式名称は「十和田市伝法寺地区産業振興施設」で、地元では「とわだぴあ」の愛称で親しまれています。

概要

道の駅とわだは、十和田バイパスの起点付近に位置し、2001年8月21日のバイパス全線開通と同時にオープンしました。センターハウス、匠工房、公園、多目的広場などで構成されています（場外馬券売場「テレトラックとわだ」は除く）。

施設

駐車場
普通車：195台
大型車：18台
身障者用：3台（屋根付き2台）
トイレ (24時間利用可能)
男：大5器、小12器
女：16器
身障者用：1器
公衆電話：1台
公衆FAX：1台
農産物、特産品コーナー：9:00 - 20:00（4月 - 10月）、9:00 - 19:00（11月 - 3月）
レストラン「レストラン四季」：11:00 - 17:00（4月 - 10月）、11:00 - 16:00（11月 - 3月）
軽食コーナー「フードカウンター春夏秋冬」10:00 - 17:00
匠工房 10:00 - 16:00 毎週月曜日休館（月曜日が祝日の場合、翌日休館）

各コーナーについて

農産物普及コーナー：地元産の新鮮な農産物が豊富に並びます。特に、作付け面積日本一のにんにくや、全国有数の長芋は必見です。珍しいダチョウ肉や、西洋野菜なども販売されています。株式会社産直とわだが運営しています。
特産品PRコーナー：十和田市内の加工事業者が製造する自慢の加工品や、青森県のお土産などを販売しています。株式会社パワフルジャパン十和田が運営。
レストラン・軽食コーナー：株式会社四季彩が運営。
レストラン四季：地元の食材にこだわった料理を提供。特に、農産物普及コーナーで販売されている新鮮な野菜をたっぷり使っています。
フードカウンター春夏秋冬：サンドイッチやパスタなどの軽食や、十和田の野菜からとった野菜出汁を使用したラーメンが人気です。
匠工房：2002年に開設。南部裂織保存会、株式会社産直とわだが体験工房として運営。裂織作業室、加工室、研修室があります。

沿革

道の駅とわだの開業には、紆余曲折がありました。特に、場外馬券売場の併設に対する市民運動や、設置場所を巡る市内商工業者の意見対立がありました。

当初は十和田市が開発を行い、運営は十和田商工会議所が担う予定でしたが、使用料の高さから商工会議所が辞退。その後、市は運営の担い手を公募しましたが、なかなか決まらず、最終的に2001年8月に十和田市直営となりました。

2007年4月からは指定管理者制度に移行。当初は有限会社良品開発が指定管理者となり、2015年4月からは株式会社パワフルジャパン十和田が指定管理者となっています。

取り組み

グリーン電力：2007年11月に環境宣言を発表し、環境負荷の低減を目指しています。2008年1月には全国の道の駅で初めてグリーン電力の使用を開始しましたが、現在は停止しています。
サンチョオープンソース：農産物直売所向けの売行き表示・欠品防止システム。有限会社良品開発によって開発されました。投資が少ないため青森県内や北海道の直売所で使用されました。DELL/ICSB スモールビジネス賞日本国内部門で優勝。今はPOSレジシステムと連動した連絡メールとなっています。

受賞歴

2007年3月 - 地産地消推進協議会 農林水産省生産局長賞を受賞。
2008年8月 - DELL/ICSB スモールビジネス賞 国内部門優勝。

アクセス

国道4号十和田バイパス沿い
南部バス「道の駅とわだ」バス停下車

周辺情報

テレトラックとわだ
奥入瀬渓流

まとめ

道の駅とわだは、地域の特産品や食文化に触れられるだけでなく、環境に配慮した取り組みや、ユニークなシステム開発など、様々な魅力を持つ道の駅です。十和田市を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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