十和田バイパス

概要

十和田バイパスは、青森県十和田市伝法寺から同市洞内に至る、全長12.3kmのバイパス道路です。国道4号（一部区間は国道45号と重複）の一部を構成し、十和田市街地の交通渋滞緩和を目的として建設されました。このバイパスの一部は、隣接する上北郡六戸町も通過しています。

このバイパスは、起点である十和田市大字伝法寺から、終点の十和田市大字洞内（洞内入口交差点）までを結びます。道路幅員は暫定的に14.5mで、暫定2車線で開通していますが、将来的には4車線での完成が予定されています。

歴史

十和田バイパスの建設は、1974年度に事業化が決定しました。1976年度には都市計画が決定され、1979年度から用地取得が開始されました。1982年度には工事が始まり、1986年8月5日に、十和田市三本木（国道45号）から主要地方道三沢十和田線までの2,480m区間が暫定2車線で開通しました。翌年の1987年8月6日には、主要地方道三沢十和田線から終点までの4,820m区間が同じく暫定2車線で開通しました。

全線開通は2001年12月13日で、起点から十和田市三本木（国道45号）までの5,000m区間が暫定2車線で開通し、これによりバイパス全線が開通しました。同日には、道の駅とわだが開業しています。2002年4月1日には、旧道が青森県と十和田市に移管されました。

路線状況

十和田バイパスには、相坂大橋（奥入瀬川）や高清水橋などの主要な構造物が含まれています。

また、道の駅とわだが設置されており、ドライバーの休憩施設としてだけでなく、地域の情報発信拠点としても機能しています。

地理

このバイパスは、青森県の以下の自治体を通過します。

十和田市
上北郡六戸町
十和田市（再）

交差する道路

十和田バイパスは、以下の道路と交差しています。

国道45号・国道102号（野崎交差点）
青森県道10号三沢十和田線
青森県道165号上野十和田線（一本木沢交差点）
* 青森県道10号三沢十和田線（洞内入口交差点）

関連情報

このバイパスは、日本のバイパス道路一覧や東北地方の道路一覧にも掲載されており、青森河川国道事務所のウェブサイトで詳細情報が提供されています。

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