道の駅はが (栃木県)

道の駅はが：栃木県芳賀町の魅力が詰まった複合施設

栃木県芳賀郡芳賀町にある道の駅はがは、地域住民の交流拠点として、そして観光客の休憩場所として、重要な役割を担う複合施設です。広大な敷地内には、地元の新鮮な農産物や特産品を販売する物産館、軽食や食事を楽しめるレストラン、そして日帰り温泉施設など、様々な施設が充実しています。

歴史と発展：温泉から始まった道の駅

道の駅はがの歴史は、1993年の温泉開発に着手したことに始まります。同年9月には源泉が湧出し、1995年には日帰り温泉施設「ロマンの湯」がオープンしました。その後、2001年には農業振興施設「友遊はが」が建設され、2002年に道の駅として正式にオープンしました。オープン後まもなく、2つ目の源泉が湧出したことも大きな話題となりました。2022年には、宇都宮餃子の名店「寿限無」がフードコートに出店し、ますます魅力的な施設となっています。

施設概要：充実の設備とサービス

道の駅はがは、大きく分けて「友遊はが」と「ロマンの湯」の2つの施設から構成されています。

友遊はがは、地元産の新鮮な農産物や加工品を販売する直売所を中心に、フラワーショップやレストラン、アイスクリーム工房などが集まるエリアです。特に、地元産の梨「にっこり」を使った商品も人気です。また、小さなお子さん連れにも嬉しい、三輪車用のコースが整備された交通公園も併設されています。

ロマンの湯は、2つの源泉から湧き出る天然温泉が楽しめる日帰り温泉施設です。1つ目の源泉は「美人の湯」として知られ、肌に優しい泉質が特徴です。2つ目の源泉は「あたたまりの湯」と呼ばれ、保温効果が高いのが特徴です。温泉以外にも、レストランや売店、大広間なども備え、ゆったりと過ごせる空間となっています。

両施設とも、駐車場とトイレ、公衆電話は24時間利用可能です。ただし、毎週水曜日は定休日ですが、祝日の場合は営業しています。駐車場は両施設合わせて421台収容可能です。

運営と地域貢献

道の駅はがの運営は、指定管理者の芳賀町ロマン開発株式会社が行っています。2023年10月には社長が交代し、新社長は「にっこり日本一！」を目指すと意気込みを語っています。これは、芳賀町の特産品である梨「にっこり」をさらに発展させ、町の活性化に貢献するという強い意志の表れです。

アクセスと周辺情報

道の駅はがへのアクセスは、車での利用が便利です。芳賀町道三日市上横西線、栃木県道61号真岡那須烏山線、栃木県道69号宇都宮茂木線沿いに位置しています。公共交通機関を利用する場合は、JRバス関東の「芳賀温泉ロマンの湯」バス停が最寄りのバス停となります。

周辺には、芳賀町役場、スーパーマーケット、薬局などが集まる商業施設「モテナス芳賀」、芳賀町総合運動公園、祖母井神社などがあります。

まとめ：芳賀町の魅力を体感できるスポット

道の駅はがは、地元の新鮮な食材、天然温泉、そして地域住民の温かいおもてなしが一体となった、魅力的な複合施設です。観光の拠点として、日帰り温泉として、そして地元住民の憩いの場として、多くの人々に愛される場所となっています。芳賀町を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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