道の駅もてぎ

道の駅もてぎ：魅力あふれる栃木県茂木町の拠点

栃木県芳賀郡茂木町に位置する道の駅もてぎは、国道123号沿いに建つ、多くの観光客や地元住民に親しまれる施設です。2015年には、その優れた取り組みが評価され、国土交通省より道の駅全国モデルに選定されています。

この道の駅は、単なる休憩施設にとどまらず、地域経済の活性化や観光振興に大きく貢献しています。広々とした駐車場（普通車244台、大型車20台、身体障害者用4台）を備え、多くの車が駐車可能です。トイレも充実しており、男女トイレに加え、身体障害者用トイレや母子用トイレも完備されています。

施設内には、地元の特産品を販売する「おみやげけやき」があり、ゆずやエゴマなどの茂木町ならではの味が堪能できます。また、軽食を提供する「十石屋」では、看板メニューである「ゆず塩らーめん」が人気を博し、女性自身2012年11月20日号の特集「もう一度食べたい道の駅グルメランキング」で第1位、第1回道－1グランプリでグランプリを受賞するなど、高い評価を得ています。

その他にも、レストランやアイスクリーム店、野菜直売所、手作り館、お結び屋など、多様な飲食施設や販売施設が充実しており、訪れる人々のニーズに応える体制が整っています。

道の駅もてぎの大きな特徴の一つとして、施設裏手に真岡鐵道が通っていることが挙げられます。SLが運行されている際には、間近でその雄姿を眺めることができ、鉄道ファンにとっても魅力的なスポットとなっています。SLをテーマにした公園も併設されており、子供連れにも喜ばれるでしょう。

さらに、イベント広場や茂木町防災館（災害時避難所）といった公共性の高い施設も備えています。歴史的な建造物である旧古田土雅堂邸も敷地内にあり、歴史に触れる機会も提供しています。

アクセスは、国道123号と栃木県道206号飯茂木線を利用できます。最寄りの駅は茂木駅で、茂木警察署も近隣に位置しています。

現在、道の駅もてぎでは建物の新設や多機能化を計画しており、2028年春の全面リニューアルオープンを目指しています。リニューアル後には、さらに充実した施設とサービスを提供し、地域活性化の中核的な役割を担うことが期待されています。

道の駅もてぎは、地元の特産品やグルメ、歴史、そしてSL運行と、多くの魅力が詰まった、栃木県茂木町を代表する観光スポットです。訪れる人々に、忘れられない思い出と、心温まるおもてなしを提供し続けています。今後、リニューアルを経て、ますます魅力的な道の駅へと進化していくことでしょう。

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