道の駅佐賀関

道の駅佐賀関の紹介

道の駅佐賀関（みちのえき さがのせき）は、九州の大分県大分市にある国道197号沿いの道の駅です。この施設は、地元の魅力を発信する拠点として、多くの旅行者や地元住民に利用されています。

概要

道の駅佐賀関は1997年7月に開設されました。当初は一軒家風の木造2階建て物産館と公衆トイレが併設されており、当時佐賀関町としては大分県内で4番目の道の駅となりました。物産館では地元の特産品を扱う売店やレストランがあり、観光客にとっては地元の味や文化を楽しむ場となっていました。

しかし、2009年6月に物産館がシロアリ被害にあったことが発覚し、調査の結果、建物の倒壊の危険性があると判断されました。そのため、物産館は同年9月1日に営業を停止し、2010年春には解体されることとなりました。新しい建設に関しては費用がネックとなり大分市は建て替えを断念しましたが、駐車場や公衆トイレ、展望デッキ、さらにはたこ焼きの売店などは改修なしで利用可能となります。

その後、2010年10月に特定非営利活動法人さがのせきまちづくり協議会が新たに鉄骨平屋の建物を約4400万円をかけて建設し、道の駅の運営を引き継ぎました。これにより、新しい施設では観光情報の提供や物産の販売、レストラン営業が再開され、地元の活性化に貢献しています。

施設情報

道の駅佐賀関には、訪れる方々にとって便利な様々な施設が整っています。駐車場は普通車が45台、大型車が6台、身障者用の駐車スペースも2台分用意されています。また、トイレは24時間利用可能なものであり、男性用トイレは大2器、小4器、女性用は4器、身障者用が1器設置されています。さらに、公衆電話や公衆FAXも設置されていて、情報発信も行なっています。

レストラン「道の駅さがのせき」は、土日祝日には9:00から18:00の営業が行われ、平日は10:00から18:00までオープンしています。物産情報館という売店も同じ時間帯で営業しており、観光情報所も物産情報館内に設けられています。すべての施設は無休で利用できるため、いつでも気軽に立ち寄れる場所になっています。

アクセス

道の駅佐賀関は、国道197号の登録路線として国道217号と重複する位置にあり、アクセスは非常に良好です。周辺には観光名所も多く、道の駅を起点に様々な観光スポットへ足を運ぶことができます。観光地巡りを楽しむ際の休憩施設としても最適です。

関連項目

道の駅佐賀関は、九州地方の道の駅一覧の中でも人気のあるスポットとされています。観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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