道の駅霧の森

道の駅霧の森

道の駅霧の森は、愛媛県四国中央市の新宮町に位置し、訪れる人々に様々な体験を提供する複合型の観光施設です。名物の霧の森大福や、日帰り温泉の施設、レストラン、カフェなどが楽しめるこの場所は、訪れる人々にとって特別なひとときを提供しています。

歴史と沿革

1999年にオープンした霧の森は、地域の魅力を発信する場所として、年々進化を遂げてきました。特に2004年には霧の森大福が通信販売において全国1位に輝き、その後のテレビ番組での紹介をきっかけに大きな注目を集めました。2005年には施設のリニューアルが行われ、霧の森茶フェや霧の森交湯〜館が新たにオープンしました。

2010年には路線バスが運行を開始し、さらに道の駅として登録されたことも大きな節目です。その後、バリアフリー化も進められ、より多くの人々に利用しやすい施設となっています。さらに、2012年には霧の森交湯〜館が再度リニューアルされ、駐車場も拡張されました。

2018年には新宮ICの一時退出が可能となり、訪れる際の利便性が向上しましたが、2024年には運行されていた路線バスが廃止されたという動きもありました。

運営は株式会社やまびこにより行われており、地域の農業協同組合や市の出資も受けた第三セクターです。

施設とサービス

道の駅霧の森には、さまざまな施設が整っています。まず、大駐車場は新宮インターチェンジからわずか5分で、無料で利用可能です。入口にある赤い吊り橋、玉水橋の下を流れる馬立川は、その透明度の高さから多くの水遊びを楽しむ家族連れで賑わっています。また、川岸には東屋や更衣室が整備されており、訪れる人々の憩いの場となっています。

霧の森ふれあい館では、地域の観光情報を提供しており、ギャラリーも併設されています。レストランではガラス張りの店内から自然を眺めながら、郷土料理を楽しむことができるほか、人気メニューの茶そばやおぼろ豆腐もおすすめです。

新宮茶ミュージアムでは、地元特産の新宮茶を使った洋菓子や民芸品を購入できる「霧の森菓子工房新宮本店」、さらには手揉み茶道場で自分で作ったお茶を楽しむこともできます。カフェ「霧の森茶フェ ゆるり」では、囲炉裏のある古民家風の内装でリラックスしながらお茶を堪能できます。

また、まだ未体験の方には、霧の森交湯〜館での入浴をお勧めします。大浴場や遠赤サウナが完備されており、源泉の霧の森温泉は筋肉痛や関節痛の改善に効果的です。

イベントとアクセス

道の駅霧の森では、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。6月に行われる「霧の森お茶まつり」、8月の「霧の森夏まつり」、10月の「収穫祭」などは地域の特色を活かしたイベントとして多くの人々が訪れます。

アクセスは、愛媛県道5号川之江大豊線沿いで、JR四国の三島駅からのバスでもアクセス可能です。また、高知自動車道の新宮ICからも急速にアクセスできるため、訪れやすさも魅力のひとつです。

周辺の観光スポット

霧の森周辺には、霧の高原や塩塚高原、翠波高原といった美しい自然景観を楽しむことができる場所も点在しています。道の駅霧の森を拠点に、これらの観光地も併せて訪れることをお勧めします。

このように、道の駅霧の森は、自然と文化、温泉を融合させた魅力的なスポットです。心身ともにリフレッシュできる最高の場所を訪れ、多くの思い出を作ってください。

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