里見隆治

里見隆治のプロフィール

里見隆治（さとみ りゅうじ）は、1967年10月17日生まれの日本の政治家であり、公明党に所属する参議院議員です。彼は現在、愛知県本部の代表を務めており、これまでに2期にわたり議員として活動しています。

経歴

大阪府大阪市で生まれ育った里見氏は、関西創価高等学校を卒業後に浪人生活を経て東京大学経済学部に入学しました。1991年に同大学を卒業後、労働省に入省し、その後は様々な役職を歴任しました。在英国日本国大使館や内閣参事官、厚生労働省の参事官として活動していく中で、官民交流も担当していました。

2015年には厚労省を退官し、公明党から愛知県選挙区の参議院候補として擁立されました。2016年の参院選で初当選し、これは公明党が愛知県で議席を獲得したのが2001年以来のことで、続いて2022年の選挙でも再選を果たしました。また、岸田内閣の大臣政務官という重要な役割も担っています。

政策・主張

憲法に関する見解

里見氏の憲法改正に対するスタンスは多義にわたります。彼は憲法9条改正に関し、自衛隊の役割や限界を明記することには賛成の意見を示しつつも、緊急事態条項の導入には反対の姿勢を表明しています。また、憲法改正全般についても「どちらとも言えない」という立場を取ることが多い傾向があります。

外交・安全保障

外交政策においては、他国からの攻撃が予想される場合に先制攻撃をためらうべきではないという見解や、敵基地攻撃能力を持つことに対しては反対していることがあります。また、北朝鮮に対しては圧力を優先すべきだという意見についても、曖昧な位置を保っているようです。

ジェンダー関連

ジェンダーについては、選択的夫婦別姓制度や同性婚の法改正に賛成の意を示しており、クオータ制の導入については一部賛成の姿勢を示しています。また、永住外国人への地方参政権付与の可能性にも前向きな姿勢を持っています。

人物

里見氏は愛知県の岡崎市に住んでおり、家族は妻と4人の子どもがいる6人家族です。政治家としての活動と並行して、家庭での役割も大切にしているようです。

最近のニュース

愛知県選挙管理委員会によると、2021年には臨時休校対策助成金を受け取っていたことが報じられ、これに関して事務所からは制度に則った適正な受給であると説明しています。報道後、関係者と相談を行い返金の意向を示しました。

現在の役職

現在の役職には、参議院の経済産業委員会と政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会の委員が含まれています。こういった役職を通じて、彼は日本の政策形成に貢献し続けています。

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