重藤哲郎

重藤哲郎について

重藤哲郎（しげとう てつろう）は、日本の財務官僚として、長年にわたり財務行政に携わってきました。東京国税局長を最後に財務省を退官し、現在は長島・大野・常松法律事務所の顧問を務めています。

生い立ちとキャリア

東京都出身で、京都大学経済学部を卒業後、1988年に大蔵省（現在の財務省）に入省しました。入省後は、国際金融局総務課を皮切りに、主計局、理財局、国税庁など、財務省内の様々な部署でキャリアを重ねました。

1993年には坂出税務署長に就任し、税務行政の現場を経験しました。その後、主計局主計官補佐、財務省大臣官房文書課広報室長などを経て、2015年には国税庁長官官房会計課長に就任しました。2016年には大臣官房地方課長兼財務総合政策研究所副所長となり、地方財政にも携わりました。

国税庁での活躍

2017年からは広島国税局長、2018年には国税庁課税部長を歴任し、国税行政の中核を担いました。2021年には国税庁次長に昇進し、国税庁全体の運営に携わりました。

2022年には東京国税局長に就任し、首都圏の税務行政を統括しました。東京国税局は、国税庁の中でも特に重要な局の一つであり、その局長を務めたことは、重藤氏のキャリアにおける大きな実績と言えるでしょう。

その他の職歴

財務省内では、国際協力銀行開発金融研究所主任研究員、主税局総務課主税企画官、主計局給与共済課長、東京国税局査察部長、国税庁調査査察部査察課長、国税庁課税部課税総括課長、国税庁長官官房企画課長など、多岐にわたる役職を歴任しました。

2023年11月には、長島・大野・常松法律事務所の顧問に就任し、財務官僚としての経験を活かし、法律分野でも活躍しています。

主な職歴のまとめ

1988年3月：大蔵省入省
1993年7月：坂出税務署長
2005年7月：財務省大臣官房文書課広報室長
2015年7月：国税庁長官官房会計課長
2017年7月：広島国税局長
2018年7月：国税庁課税部長
2021年7月：国税庁次長
2022年6月：東京国税局長
* 2023年11月：長島・大野・常松法律事務所顧問

重藤哲郎は、財務省の様々な部署で要職を歴任し、日本の財務行政に大きく貢献した人物です。その豊富な経験と知識は、現在の法律事務所での活動においても活かされていると考えられます。

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