野原将志

野原 将志（のはら まさし）

基本情報

• - 生年月日: 1988年4月4日
• - 出身地: 長崎県南島原市
• - ポジション: 内野手
• - 経歴: 阪神タイガース（2007年 - 2013年）、三菱重工長崎（2014年 - 2016年）

プロ入り前の経歴

野原将志は長崎日本大学高等学校で才能を発揮し、1年生の春から遊撃手としてレギュラーの座をつかみました。高校時代には通算30本のホームランを記録し、2006年のドラフトで阪神タイガースから1巡目指名を受けてプロ入りしました。評価されたのはその高い身体能力とパンチ力でした。

プロキャリア

初期の成績

彼のプロ入り初年となる2007年は、二軍で三塁手として71試合に出場。打率は0.236で、1本塁打、26打点とまずまずの成績を残しました。翌年の2008年も引き続き三塁手として87試合に出場し、打率0.253、1本塁打、31打点を記録します。

2009年には86試合に出場し、打率が0.282まで上昇。5本塁打、37打点と好成績を残しました。この年から同姓の選手が加入したため、彼のスコアボード上の名前は「野原将」と変更されました。

二軍での活躍

2010年は二軍で101試合に出場し、リーグ最多の103安打を記録。打率は0.303で、7本塁打、44打点という素晴らしい成績を残し、ウエスタン・リーグの優秀選手賞と球団のファーム年間MVP（打者部門）を受賞しました。また、同年10月には台湾で行われたIBAFインターコンチネンタルカップの日本代表にも選ばれました。

一軍初出場

2011年8月28日、ヤクルト戦で一軍デビューを果たします。代走として出場した際、次打者の適時打により二塁へ進塁した彼は、珍しい「代走の代走」としてプレーしました。この年は2試合に出場し、11月にはオーストラリアン・ベースボールリーグのキャンベラ・キャバルリーに派遣されました。その際、8試合で打率0.355、1本塁打、9打点という好成績を収めました。

初スタメンとその後

2012年9月26日には、ヤクルト戦でプロ初のスタメンを果たし、左前安打を記録し初安打を達成しました。2013年シーズンは8試合に出場しましたが、安打はありませんでした。その後、球団から戦力外通告を受け、11月にトライアウトに参加するも新たなチームに所属することはありませんでした。

引退後の活動

プロ野球からの退団後、2014年からは社会人野球の三菱重工長崎で嘱託社員として働き始めました。2016年シーズンをもって現役を引退し、その後は建築用可搬式作業台のレンタル業に従事しています。

記録

• - 初出場: 2011年8月28日、対東京ヤクルトスワローズ
• - 初打席: 2011年8月30日、対中日ドラゴンズ
• - 初先発出場: 2012年9月26日、対東京ヤクルトスワローズ
• - 初安打: 同試合

背番号変遷

• - 37（2007年 - 2012年）
• - 67（2013年）

村上の選手としての活躍とその後の人生は、多くの若い選手にとっての励みとなるでしょう。

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