金山駅 (福岡県)

金山駅について

金山駅（かなやまえき）は、福岡県福岡市城南区七隈三丁目に位置する福岡市地下鉄七隈線の駅です。駅番号はN08とされています。この駅は2005年2月3日に開業し、業務委託駅として運営されています。管理は橋本駅が行い、業務はJR九州サービスサポートが担当しています。

シンボルマークとデザイン

金山駅のシンボルマークは、空港線や箱崎線でもデザインを手掛けた西島伊三雄によって原案が描かれましたが、彼の死後、そのコンセプトを引き継いで息子の西島雅幸が完成させました。このマークは「金」の字をモチーフとした三角形に、金山周辺の丘陵地をイメージした虹のデザインが組み合わさっています。また、駅の識別カラーはDIC-121（系統色名：あざやかな黄赤）であり、これは薬院大通駅や橋本駅、櫛田神社前駅とも共通しています。

駅の構造と建築

金山駅は島式ホームを持つ地下駅で、1面2線の構造となっています。駅の各階の面積は地上が213平方メートル、地下1階が2,849平方メートル、地下2階が2,899平方メートルです。駅の出入り口は2か所存在し、そのうちの1つは土木局の駐輪場と共用です。地理的に七隈川の下に位置するため、漏水対策が特に施されています。また、利用者の目を引く「個性化壁」には、黄褐色の石英岩が使用されており、400mm×400mmの大きさに20mmの厚さがあります。

利用状況

2023年度における金山駅の1日平均乗車人員は3,104人でした。この利用者数は、開業以来のデータとして記録されており、時間と共に変化を見せています。駅は地域住民にとって重要な交通手段となっており、そのアクセスの利便性は高いです。

駅周辺の施設

金山駅周辺には多くの施設やサービスがあります。周辺には福岡市立金山小学校やかなやま幼稚園があり、教育機関が近接しているためファミリー層にも人気のエリアです。また、七隈変電所や金山団地、茶山団地など住宅地も多く、地域住民の生活を支えています。

金融機関も充実しており、福岡銀行七隈支店や西日本シティ銀行七隈支店、福岡信用金庫七隈支店などが立地しています。ショッピングには西鉄ストア七隈店やサニー七隈店、グリーンコープ生協ふくおか七隈店が利用可能です。さらに、福岡県自動車学校が近くにあるため、自動車関連の教育も行われています。

交通の便も良好で、西鉄バス「金山団地口」停留所へのアクセスもあり、周囲の移動がしやすい環境となっています。隣の駅は七隈駅（N07）で、次の駅は茶山駅（N09）です。

金山駅は、便利な交通手段を求める住民にとって欠かせない場所となっており、地域の発展にも貢献しています。

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