金沢市立粟崎小学校

金沢市立粟崎小学校の概要

金沢市立粟崎小学校は、石川県金沢市粟崎町に位置する公立の小学校です。1872年に設立されて以来、地域の教育機関として多くの子どもたちの成長を支えてきました。学校の沿革を追って、どのように発展してきたのか見ていきましょう。

沿革の歴史

粟崎小学校は、1872年12月に粟崎18番屋敷の民家を借りて創立されました。これは明治時代のことで、当時はまだ日本の教育制度が整備されていなかった時期でしたが、地域住民の熱意をもとに、教育の大切さが認識されるようになりました。

1889年4月1日には、町村制の施行に伴い、（旧）粟崎村及び五郎島村の区域をもって、粟崎村が発足し、学校名も粟崎村立粟崎尋常小学校に変更されます。1892年には、粟崎村立粟崎尋常高等小学校と改名され、高等科も設置されましたが、1909年には高等科が廃止され、再び粟崎尋常小学校という名称に戻りました。

その後、1911年に高等科が復設され、粟崎尋常高等小学校として再スタートを切ります。1935年には、粟崎村が金沢市に編入されたため、金沢市立粟崎尋常高等小学校に改称されました。

1941年4月1日には国民学校令の施行により、金沢市粟崎国民学校と名前が変更され、さらに1947年4月1日には学制改革が行われ、現在の金沢市立粟崎小学校になりました。最初の校舎から現在の位置、金沢市粟崎町ヘ78番地に移転したのもこの時期です。

学校施設の発展

1971年には新校舎の建設が開始され、1972年5月29日に新校舎が完成しました。1979年2月22日には新校舎落成式が行われ、現在に至るまでも給食室や図書館、体育館など充実した施設が整えられており、環境も大きく進化しました。

学区と進学先

金沢市立粟崎小学校の学区には、粟崎町、粟崎町1丁目から6丁目、粟崎浜町、五郎島町が含まれています。これらの地域に住む子どもたちが通う学校として、地域密着の教育を実践しています。卒業後の進学先は金沢市立港中学校で、地元の中学校へスムーズに進学することができます。

まとめ

金沢市立粟崎小学校は長い歴史を持ち、地域に根付いた教育機関として、多くの子どもたちに学びの場を提供してきました。学校の施設や教育環境も整い、子どもたちの成長を支えるための努力が続けられています。これからも、地域とともに成長し続ける学校を目指していきます。

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