金沢赤十字病院

金沢赤十字病院の概要

金沢赤十字病院（かなざわせきじゅうじびょういん）は、石川県金沢市三馬2丁目251番地に位置し、日本赤十字社石川県支部によって運営されています。この病院は、回復期リハビリテーション病棟46床と開放病床35床を有する医療機関です。

沿革

金沢赤十字病院の歴史は、1926年（大正14年）7月に石川支部産院として開院したことに始まります。その後、1932年（昭和7年）には金沢市下新町から殿町へ移転し、1953年（昭和28年）に「金沢赤十字病院」と改称しました。1969年（昭和43年）には現在の地へ新築移転を果たし、2003年（平成15年）には一般病床を300床に拡大しました。

病院は2009年（平成21年）にDPC（Diagnosis Procedure Combination）対象病院となり、2011年（平成23年）には石川県地域がん診療連携推進病院の指定も受けています。また、2013年（平成25年）5月には新病棟がオープンし、プチ臨床検査「マイチェック」が開始されました。

診療科とセンター

金沢赤十字病院は、多様な診療科を設けています。具体的には、内科、呼吸器科、循環器科、消化器科、外科、肛門科、整形外科、産婦人科、小児科、眼科、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科があります。さらに、各種センターとして血液浄化センター、糖尿病・腎センター、消化器病センター、居宅介護支援センターなどが設置されており、患者の多様なニーズに応えています。

診療協働部門も充実しており、看護部や内視鏡センター、薬剤部、検査部、リハビリテーション科部、放射線科部、栄養課、化学療法室、臨床工学技術課などが連携して、質の高い医療を提供しています。

医療機関の指定

金沢赤十字病院は、複数の医療機関の指定を受けています。これには保険医療機関、救急告示病院、労災指定病院、災害拠点病院、臨床研修指定病院、人工透析医療指定病院、生活保護指定病院、結核指定病院などが含まれます。さらに、特定疾患治療研究事業医療機関や小児慢性特定疾患治療研究指定医療機関、養育医療指定病院など、特定の医療分野に特化した指定も受けています。

アクセス

金沢赤十字病院へのアクセスは非常に便利です。北鉄バスの33番「三馬日赤前」で下車すれば、徒歩数分でたどり着けます。また、IRいしかわ鉄道線の野々市駅からは車で約10分ほどでアクセス可能です。

まとめ

金沢赤十字病院は地域医療に力を入れ、幅広い診療サービスを提供しています。歴史的な経緯とともに、進化し続ける医療機関として、地域住民に信頼される存在となっています。

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