金泰完

金泰完（キム・テワン）

金 泰完（キム・テワン、Kim Tae-wan、朝鮮語: 김태완、1984年1月27日 - ）は、韓国出身の元プロ野球選手。現在は指導者として活躍している。

プロ入り前

高校時代は当初三塁手だったが、長身を買われて一塁手に転向。その才能は早くから注目を集め、高校在学中にハンファ・イーグルスからドラフト2位で指名を受ける。しかし、成均館大学への進学を希望し、入団を拒否した。

ハンファ時代

大学卒業後の2006年、改めてハンファから指名を受け入団。1年目からパンチ力のある打撃で期待されたが、チームには主砲の金泰均（キム・テギュン）がいたため、出場機会は僅か4試合に終わる。

2007年は、オープン戦で本塁打と打点の2冠を獲得し、開幕一軍入りを果たす。しかし、開幕から安打が出ず、二軍降格を経験。その後も一軍と二軍を行き来するシーズンとなった。

2008年、開幕直前に金泰均が負傷したため、開幕戦で4番・一塁手として出場。金泰均復帰後は主に指名打者として出場し、124試合に出場、自己最高の成績を記録した。

2010年、金泰均と李杋浩（イ・ボムホ）が日本球界へ移籍したため、崔鎮涬（チェ・ジンヘン）と共に打線の中軸を担い、3番・一塁手として起用される。4月10日のロッテ戦では、李宅根（イ・テクグン）が持つプロ野球最多出塁記録に並ぶタイ記録を達成。しかし、4月18日のネクセン戦で打球が直撃し負傷退場。5月11日に一軍復帰するも、6月以降は不振に陥り、張盛好（チャン・ソンホ）の加入後は指名打者としての出場が中心となる。

2010年のアジア競技大会野球韓国代表の候補にも挙がったが、最終的には選出されず、シーズンオフから2年間の兵役についた。

2013年にハンファに復帰。しかし、2016年9月20日に朴魯珉（パク・ノミン）と共にウェーバー公示され、ハンファを退団した。

ネクセン時代

2017年、ネクセン・ヒーローズに移籍。しかし、2018年には自由契約となり、現役を引退した。

引退後

2019年からは、キウム・ヒーローズ（ネクセンから改称）のコーチに転身し、指導者としてチームを支えている。

詳細情報

年度別打撃成績
(省略)

背番号
46 （2006年）
10 （2007年 - 2010年、2014年 - 2016年、2018年）
38 （2013年）
0 （2017年）
88 （2019年 - 2022年）
82 （2023年 - ）


脚注
(省略)

外部リンク
* 通算成績（韓国語）

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