金田進一

金田進一について

金田進一は、1974年1月13日生まれ、東京都出身の元俳優です。ジャパンアクションエンタープライズ（JAE）の34期生として、スタントマンとしてのキャリアをスタートさせました。彼の父親は、JAEの代表取締役社長であり、東映作品の監督としても知られる金田治です。

スタントマンから俳優へ

JAEに所属し、スタントマンとして数多くの作品に参加した金田進一は、その身体能力と演技力を活かし、次第に俳優としても活躍の場を広げていきました。特に、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』では、父親である金田治が監督を務める中、主要キャラクターであるテディと仮面ライダー電王ライナーフォームという重要な役どころを演じました。この大役への起用は、アクション監督の宮崎剛の推薦によるものであり、自身にとって初めての大きな役柄であったため、当初は悩んでいたそうです。しかし、父親である金田治からの「自分で考えて堂々と演じなさい」というアドバイスを受け、見事にその役を演じきりました。撮影現場では、親しみを込めて「ジュニア」という愛称で呼ばれていました。

多岐にわたる出演作品

金田進一は、数多くのテレビドラマや特撮作品、映画、舞台に出演しています。特撮作品では、『仮面ライダー』シリーズや『スーパー戦隊』シリーズに数多く参加し、敵役からヒーロー役まで幅広いキャラクターを演じています。特に『仮面ライダー電王』では、テディという人気キャラクターを演じたことで、特撮ファンからの支持を集めました。

テレビドラマ

愛のソレア（2004年）
義経（2005年）
柳生十兵衛七番勝負（2005年）
離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜（2005年）
帰ってきた時効警察（2007年）
プロポーズ大作戦（2007年）
サラリーマン金太郎 第1シリーズ（2008年）
陽炎の辻3 〜居眠り磐音 江戸双紙〜（2009年）
ダブルフェイス（2012年）
警視庁捜査一課9係（2013年）
SPEC〜零〜（2013年）
おかしな刑事（2014年）

特撮テレビドラマ

仮面ライダーシリーズ（2004年 - 2015年）
仮面ライダー剣
仮面ライダー響鬼
仮面ライダーカブト
仮面ライダー電王
仮面ライダーキバ
仮面ライダーディケイド
仮面ライダーW
仮面ライダーオーズ/OOO
仮面ライダーフォーゼ
仮面ライダーウィザード
仮面ライダー鎧武
仮面ライダードライブ
スーパー戦隊シリーズ（2004年 - 2015年）
特捜戦隊デカレンジャー
魔法戦隊マジレンジャー
轟轟戦隊ボウケンジャー
獣拳戦隊ゲキレンジャー
侍戦隊シンケンジャー
天装戦隊ゴセイジャー
海賊戦隊ゴーカイジャー
特命戦隊ゴーバスターズ
獣電戦隊キョウリュウジャー
烈車戦隊トッキュウジャー
美少女戦士セーラームーン（2003年 - 2004年）

映画

あずみ2 Death or Love（2005年）
SHINOBI-HEART UNDER BLADE-（2005年）
大帝の剣（2007年）
ゲゲゲの鬼太郎（2007年）
図鑑に載ってない虫（2007年）
椿三十郎（2007年）
ロストクライム -閃光-（2010年）
海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE（2012年）
エイトレンジャー2（2014年）
イン・ザ・ヒーロー（2014年）
仮面ライダーシリーズ劇場版、スーパー戦隊シリーズ劇場版、スーパーヒーロー大戦シリーズなど多数

舞台

戦国BASARAシリーズ
ミュージカル忍たま乱太郎
劇団AND ENDLESS「美しの水」
極付早乙女太一

引退とその後

2014年12月、自身のブログで俳優業からの引退を発表しました。引退後は、JAEの社員として活動しています。スタントマン、俳優として培った経験を活かし、現在は後進の育成やJAEの運営に貢献していると考えられます。

金田進一は、スタントマンとしての確かな技術と俳優としての豊かな表現力で、多くの作品に貢献しました。その活躍は、特撮ファンのみならず、多くの人々の記憶に残るものとなっています。

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