長島純

長島純について

長島純氏は、1960年9月30日生まれの日本の航空自衛官、外交官です。最終階級は空将。

自衛官出身者としては大塚海夫氏に続く2人目の特命全権大使として、2023年9月よりブルキナファソ国に駐箚しています。

略歴

東京都出身。1979年に麻布高等学校を卒業後、1985年に防衛大学校国際関係学科を卒業しました。その後、筑波大学大学院修士課程、NATO国防大学将官・大使課程を修了。

主な職歴として、ベルギー防衛駐在官、航空幕僚監部防衛課防衛調整官、同装備体系課長、統幕首席後方補給官、情報本部情報官などを歴任しました。軍備管理・軍縮論の専門家としても知られています。

2013年8月22日付で航空幕僚監部防衛部長を経て内閣官房に出向し、安全保障・危機管理担当の内閣審議官に就任しました。2014年1月からは国家安全保障局担当の内閣官房副長官補付内閣審議官も兼任しました。

2015年8月に内閣官房への出向を終え、航空教育集団司令部幕僚長に異動。2016年12月には空将に昇任し、航空自衛隊幹部学校長に就任しました。2019年8月23日に退官。

年譜

1979年3月：麻布高等学校卒業
1985年3月：防衛大学校国際関係学科卒業、航空自衛隊入隊
1994年：神谷不二賞受賞（「弾道ミサイルの拡散問題と東アジアの安全保障」）
1999年7月：2等空佐に昇任
2001年9月：航空中央業務隊付
2004年1月：1等空佐に昇任
2004年6月：外務省在ベルギー日本国大使館一等書記官兼防衛駐在官（NATO、EU連絡官）
2006年1月：外務省在ベルギー日本国大使館参事官兼防衛駐在官（NATO、EU連絡官）
2007年7月：航空幕僚監部防衛部防衛課防衛調整官
2008年12月：航空幕僚監部防衛部装備体系課長
2010年7月：空将補に昇任、統合幕僚監部首席後方補給官
2011年12月：情報本部情報官
2013年：NATO国防大学将官・大使課程修了
2013年8月：航空幕僚監部防衛部長を経て内閣官房へ出向、内閣官房内閣審議官（内閣官房副長官補付）
2014年1月：国家安全保障局併任
2015年：アジア太平洋安全保障研究センター多国間安全保障協力課程修了
2015年4月：内閣官房内閣審議官（国家安全保障局）内閣官房副長官補付併任
2015年8月：防衛省に出向、航空教育集団司令部幕僚長
2016年12月：空将に昇任、航空自衛隊幹部学校長 兼目黒基地司令
2019年8月：退官
2019年12月：住友商事顧問
2021年10月：防衛大学校総合安全保障研究科非常勤講師
2022年：日本宇宙安全保障研究所理事、NSBTシニア・ストラテジスト
2023年9月：駐ブルキナファソ特命全権大使

人物

長島氏は、防衛大学校卒業後、航空自衛隊で要職を歴任し、その後は外交官としても活躍されています。

自衛隊での経験を活かし、安全保障に関する専門知識を豊富に持っており、国際的な舞台でも活躍しています。

また、軍備管理・軍縮論の専門家としても知られ、その知見は、日本の安全保障政策に貢献しています。

退官後は、民間企業顧問や大学講師を務めるなど、幅広い分野で活躍されています。

2023年9月には、ブルキナファソ特命全権大使に任命され、外交官としての新たなキャリアをスタートさせています。

参考文献

防衛年鑑2010（ISBN 978-4-938468-31-6）
防衛省人事発令（将補人事2011～2015）

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