長崎ブリックホール

長崎ブリックホールについて

長崎ブリックホール（Nagasaki Brick Hall）は、長崎県長崎市にある市立の文化施設で、地域の芸術文化を振興し国際交流を促進することを目的としています。1998年に日本設計によって建設され、今では多くのコンサートやイベントが行われる重要な拠点となっています。

施設の概要

2024年4月から、諫早市に本社を置く株式会社日本ベネックスが命名権を取得し、同施設は「ベネックス長崎ブリックホール」という愛称で知られることになります。名誉館長には、長崎市出身の著名なシンガーソングライター、さだまさし氏が就任しており、地域とのつながりを大切にしています。

設備と機能

長崎ブリックホールには多様な施設が整備されており、主に以下のような設備があります。

• - 大ホール：客席数が2,002席を誇り、オーケストラピットや大小の迫り、音響反射板、残響可変装置などが備わっています。音楽や演劇、ダンスなどの幅広いパフォーマンスが可能です。
• - 国際会議場：国際的な交流の場として使用される会議のためのスペースです。
• - リハーサル室、練習室：アーティストや団体が本番に向けた準備を行うための専用室。
• - 会議室、特別室、和室および茶室：多様なニーズに応える会議やイベントのための部屋が整っています。
• - ブリックホールギャラリー：展示スペースとして、地域のアートや文化を紹介する場です。

利用案内

長崎ブリックホールは毎日、午前9時から午後10時まで開館しており、地球市民ひろばは午後8時まで利用可能です。ただし、年末年始の期間（1月1日から3日まで、12月29日から31日まで）は休館となります。

アクセス

アクセスも非常に便利です。JR九州長崎本線の浦上駅から徒歩約5分の距離にあり、長崎電気軌道の茂里町電停からは徒歩約3分です。バスを利用する場合は、ココウォーク茂里町バス停またはハートセンター前バス停が近く、複数の交通手段が利用可能です。

周辺施設

この地域には、長崎文化放送や長崎新聞社、本社・文化ホール「アストピア」、日本赤十字社長崎原爆病院、そしてもりまちハートセンターやみらい長崎ココウォークなど、多くの文化施設や商業施設が立地しています。

長崎ブリックホールは、地域の文化を支える重要な場所として、今後も多くの人々に利用されていくことでしょう。

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