概要
みらい長崎ココウォークは、
長崎市茂里町に位置する
複合商業施設で、
バスターミナルを併設しています。
2008年10月1日にグランドオープンし、運営は
長崎自動車の子
会社であるみらい長崎が行っています。施設は地下1階から地上8階建てで、地域の人々の交流を促進する場所として親しまれています。
建設前は
長崎自動車の茂里町営業所がありましたが、その跡地に建設されました。当初は
2008年春頃の開業を予定していましたが、旧営業所の基礎工事の除去作業により、半年遅れてのオープンとなりました。
施設名称は公募により「みらい長崎ココウォーク」に決定しました。「ココ」には、コミュニティ(地域)とコミュニケーション(交流)の意味が込められています。
商業施設内には、大型
観覧車、フードコート、アミューズメント施設、スポーツジム、
シネマコンプレックスなど、多様なテナントが入居しています。特に、
観覧車は一部が
車椅子対応となっており、多くの人に楽しんでもらえるよう配慮されています。
また、
バスターミナルは長崎バスの南部・東部方面への路線バスや高速バスの拠点として機能しており、交通の要所としての役割も担っています。
沿革
主な入居テナント
詳細な店舗情報やフロアガイドは公式サイトで確認できます。
1F(バスセンターフロア)
降車ターミナル側には、
マツモトキヨシ、
カメラのキタムラ、宝くじチャンスセンター、各種ATMが設置されています。
乗車ターミナル側には、アフラックサービスショップ、セブンイレブン、
西松屋、
セイハ英語学院、そろばん教室 88くんなどがあります。これらの店舗は「ココキッズスクエア」として親子向けの施設としてまとまっています。
1階はバスの出入り口でフロアが分断されているため、移動には上階を経由するか、歩道から回り込む必要があります。
2F(ファッションフロア)
レッドキャベツ、
ミスタードーナツ、
スターバックスなどが営業しています。
3F(ファッションフロア)
浜屋ココウォークプラザ、ヴィレッジヴァンガード、
ABCマート、ドコモショップ、auショップ、Zoff、
すき家、
築地銀だこ、マクドナルド、
丸亀製麺、
リンガーハットなど、多様な店舗があります。
4F(グルメフロア)
スポーツクラブルネサンス、いきなりステーキ、ポポラマーマ、濵かつ、大戸屋ごはん処など、食事を楽しめる店舗が揃っています。
5F(エンターテインメントフロア)
TSUTAYA BOOKSTORE、GiGO、セリア、
観覧車乗り場があります。TSUTAYA BOOKSTOREは
ドトールコーヒーを併設したブックカフェとして営業しています。
観覧車は直径45m、高さ70mで、長崎名産のビワをモチーフにしたゴンドラが特徴です。一部は
車椅子対応となっています。
6F・7F(シネマフロア)
TOHOシネマズ長崎があり、1936席(車いす席含む)を誇る
シネマコンプレックスです。3D上映に対応しており、ロビーにはかつてあった映画館「長崎ステラ座」の
ステンドグラスが飾られています。
8F(ガーデンフロア)
夏期限定でココビアウミノが営業しています。
ハウスカード
ココカラーカードとエヌタスTカードのクレジット機能付きカードを提示することで、ココウォーク内の施設利用で特典が受けられます。
バス路線
ターミナル発着路線
ココウォーク
バスターミナルは、降車ターミナルと乗車ターミナルに分かれており、長崎バスの主要な発着点です。
一般路線バス(南部・東部方面)
南部方面:小ヶ倉、深堀、平山台団地、晴海台団地、川原、野母崎、樺島方面
東部方面:風頭山、早坂、飯香の浦、茂木、千々、北浦、三景台団地方面
その他:まちなか周遊バス
高速バス
長崎空港行き、神戸・大阪・京都行き「オランダ号」などが発着します。
ターミナル発着外路線
ココウォークを経由するが、ターミナル内には入らないバスもあります。これらのバスは、建物正面の歩道上に設置されたバス停で乗降します。
北部方面:本川内、満永、時津、石原、樫山、桜の里、大瀬戸、板の浦、三川町、西山台、恵の丘、女の都団地、長与NT、緑ヶ丘団地、江平、虹が丘、小江原ニュータウン、相川、
長崎市運動公園前、下大橋方面
南部方面:新地中華街、メディカルセンター、中央橋、ダイヤランド、立神、長崎駅前方面
周辺施設
長崎電気軌道茂里町電停、JR九州
長崎本線浦上駅、
長崎新聞社、
長崎ブリックホール、
長崎文化放送、
日本赤十字社長崎原爆病院などが周辺にあります。
脚注
参考文献:
長崎自動車75年史編集委員会『
長崎自動車75年史 NAGASAKI BUS GROUP』2011年12月。
外部リンク