長崎県道・佐賀県道6号大村嬉野線

長崎県道・佐賀県道6号大村嬉野線について

長崎県道・佐賀県道6号大村嬉野線は、長崎県大村市から佐賀県嬉野市に至る主要地方道です。この路線は、大村湾の東側沿岸部から多良岳の北西部山岳地帯を越え、両市を結ぶ役割を担っています。

路線の概要

起点は長崎県大村市松原1丁目、終点は佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿丙です。大村市側では、国道34号の野岳入口交差点から分岐して東へ進み、多良岳山間部を越えて嬉野市へと至ります。この路線は、国道34号が長崎自動車道と並走して大村湾沿いを走るのに対し、山間部を通る点が特徴です。

佐賀県道303号岩屋川内嬉野温泉停車場線との交点から嬉野市街の区間については、かつては本路線と佐賀県道303号の指定が逆であったという資料も存在します。

路線データ

起点: 長崎県大村市松原1丁目（野岳入口交差点、国道34号交点）
終点: 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿丙（嬉野町轟交差点、国道34号交点）

歴史

1982年（昭和57年）4月1日：建設省（現・国土交通省）が一般県道大村嬉野線を主要地方道に指定。
1983年（昭和58年）：長崎県と佐賀県が主要地方道に認定し、一般県道101号大村嬉野線が主要地方道6号大村嬉野線となる。
1993年（平成5年）5月11日：建設省から、県道大村嬉野線が大村嬉野線として主要地方道に再指定される。

道路状況

大村市野岳町までは、周辺にキャンプ場やゴルフ場があるため、比較的整備された2車線道路です。しかし、野岳町を過ぎると状況は一変し、幅員が狭く離合が困難な1車線区間が嬉野市との県境付近まで続きます。この区間は、主要地方道というよりも林道に近い状況であり、地元住民以外は国道34号を利用することが一般的です。嬉野市に入ると、幾分道幅が広がり走りやすくなります。

道路施設

橋梁
驫橋（塩田川、嬉野市）

通過する自治体

長崎県
大村市
東彼杵郡東彼杵町
佐賀県
嬉野市

交差する道路

（詳細な交差道路は省略）

交差する鉄道

西九州新幹線

沿線情報

JR九州長崎本線 松原駅
嬉野市立大野原小学校
岩屋川内ダム
嬉野市立轟小学校
嬉野温泉（終点付近）
JR九州西九州新幹線 嬉野温泉駅（終点付近）

関連情報

長崎県の県道一覧
* 佐賀県の県道一覧

この路線は、大村市と嬉野市を結ぶ重要な役割を担っていますが、一部区間の道路状況は必ずしも良くありません。しかし、沿線には自然や温泉、新幹線駅など、様々な魅力的なスポットが存在します。利用の際は、事前に道路状況を確認することをお勧めします。

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