長崎県道17号大村停車場線

長崎県道17号大村停車場線は、長崎県大村市内に位置する、県道（主要地方道）です。

概要

この県道は、JR九州大村線の大村駅を起点とし、国道34号を終点とする、全長588mの路線です。その歴史は古く、1898年（明治31年）1月20日に九州鉄道が大村駅を開業した際、長与駅への連絡船の利便性を図るため、大村駅と大村港を結ぶ直通道路を開削したことに始まります。

長崎線（現在のJR大村線）の全通に伴い連絡船は廃止されましたが、この道路は大村宿と大村駅を直結する幹線道路として、商業の中心地としての役割を担うようになりました。大村大空襲後も商店が沿線に集中し、1964年（昭和39年）にはアーケードが完成しました。このような経緯から、旧道路法の時代から県道として整備が進められてきました。

路線の大部分はアーケード内に位置しており、商店街が営業している10:00から19:00までは車両通行止めとなります。通行可能な区間は、アーケード南口から国道までの約200mと、北口から駅前までの約50mに限定されます。駅前中央通りが北側に並走しています。この通行止め区間は、県道アーケードだけでなく、大村宿を起源とする本町アーケードも同様です。

路線データ

起点：大村市東本町（JR九州大村線 大村駅前）
終点：大村市西本町（国道34号交点）
総延長：588m

歴史

1993年（平成5年）5月11日：建設省（現国土交通省）により、県道大村停車場線が主要地方道に指定

地理

通過する自治体：大村市
交差する道路：国道34号

沿線

JR九州大村線 大村駅
長崎県交通局 大村ターミナル
大村商工会議所
長崎空港観光ホテル
長崎銀行大村支店
九州ひぜん信用金庫大村支店
十八親和銀行大村支店
十八親和銀行大村中央支店

関連項目

* 長崎県の県道一覧

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