長崎県道53号柚木三川内線

長崎県道53号柚木三川内線について

長崎県道53号柚木三川内線は、佐世保市内を南北に結ぶ主要地方道です。佐世保市柚木町を起点とし、吉福町を終点とする全長13.2kmの路線です。

路線の特徴

全線にわたって片側1車線で、沿線にはのどかな田園風景が広がっています。特に、佐世保市里美町はゲンジボタルの生息地として有名で、6月頃には多くの観光客が訪れ、美しい光景が楽しめます。

また、国道35号と並行しており、里美トンネルの整備によって、国道35号や国道204号の渋滞緩和に貢献する迂回路としての役割も担っています。

近年では、西九州自動車道 佐世保三川内ICから、長崎県道54号栗木吉井線を経由して、北松地域や平戸方面へのアクセス路としても利用されています。北松広域農道（北松やまびこロード）を併用することで、平戸大橋までの所要時間を短縮することも可能です。

路線データ

起点：佐世保市柚木町（国道498号交点）
終点：佐世保市吉福町（横手入口交差点、国道35号交点）
総延長：13.2 km

歴史

1993年（平成5年）5月11日：建設省により、県道柚木停車場三川内線が柚木三川内線として主要地方道に指定

道路施設

橋梁

曲目橋（小森川、佐世保市）

トンネル

起点から順に

川谷トンネル：延長158 m、1987年（昭和62年）竣工、佐世保市
里美トンネル：延長529 m、1992年（平成4年）竣工、佐世保市

通過する自治体

佐世保市

主な交差する道路

国道498号
国道35号

沿線施設

* 佐世保市立柚木中学校

長崎県道53号柚木三川内線は、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても重要な役割を果たす道路です。美しい自然の中をドライブしながら、地域の魅力を満喫できるでしょう。

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