長泉沼津インターチェンジ

長泉沼津インターチェンジ：新東名と東駿河湾環状道路を結ぶ交通の要衝

静岡県駿東郡長泉町元長窪に位置する長泉沼津インターチェンジ（IC）は、新東名高速道路の重要なインターチェンジです。沼津市と長泉町の境にあり、新東名高速道路本線から分岐した後、東名高速道路をオーバークロスするロングランプウェイを経て一般道路へ接続します。さらに、東駿河湾環状道路（伊豆縦貫自動車道）とも接続しており、複数の高速道路を繋ぐ役割を担っています。そのため、ジャンクションとしての機能も併せ持っています。ただし、一般道路から東駿河湾環状道路方面への出入口は設置されていません。

歴史

長泉沼津ICは、新東名高速道路の御殿場JCT～三ヶ日JCT間が2012年4月14日に開通した際に供用を開始しました。ICの名称は、2011年8月26日に「長泉沼津IC」として正式決定されました。その後、2013年12月23日には、国道246号とICを結ぶ静岡県道87号大岡元長窪線が新たに開通、アクセス性が大きく向上しました。供用開始当初は、ICへの接続道路が西側と東側にしかありませんでしたが、この県道87号の開通によって、南側からのアクセスも可能となりました。

周辺環境

長泉沼津IC周辺には、様々な施設が立地しています。工業地帯としては、山形屋海苔店沼津工場、東部畜産センター、アンゼンフーズ本社工場などが存在します。観光面では、クレマチスの丘が近隣に位置しています。また、医療機関としては静岡県立静岡がんセンターがあります。その他、静岡県警高速隊 長泉分駐所、愛鷹球場・愛鷹競技場なども周辺にあります。

道路接続状況

長泉沼津ICは、以下の道路と接続しています。

直接接続: 静岡県道87号大岡元長窪線、伊豆縦貫自動車道（東駿河湾環状道路）
間接接続: 静岡県道405号足高三枚橋線支線（本線との交差点から直進するとICに到着）

料金所

料金所のブース数は、入口が3ブース（ETC専用1、ETC/一般1、一般1）、出口が4ブース（ETC専用2、ETC/一般（精算機）1、一般（精算機）1）となっています。合計7ブースです。

隣接するインターチェンジ

新東名高速道路: (5) 新御殿場IC - (7-1) 御殿場JCT - (6) 長泉沼津IC - (6-1) 駿河湾沼津SA/SIC - (7) 新富士IC
伊豆縦貫自動車道（東駿河湾環状道路）: (8) 沼津IC - (1) 沼津岡宮IC - (2) 長泉JCT（長泉沼津IC） - (3) 長泉IC - (4) 三島萩IC

まとめ

長泉沼津ICは、新東名高速道路と東名高速道路、そして東駿河湾環状道路を結ぶ重要な交通拠点です。周辺には工場、観光施設、医療機関などが立地しており、地域経済や生活に貢献しています。今後ますます交通量の増加が見込まれることから、地域の更なる発展に重要な役割を果たしていくことが期待されます。

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