長野県乗鞍自然保護センター

長野県乗鞍自然保護センター

長野県乗鞍自然保護センターは、長野県松本市安曇の乗鞍高原に位置する県立の観光施設です。乗鞍を訪れる人々が、この地の自然と人々の暮らしをより深く理解できるよう、様々な展示や活動を行っています。

概要

センターは、ロビー、展示室、レクチャールーム、ギャラリーなどで構成されています。これらの施設を通じて、乗鞍の自然や文化に関する知識を深めることができます。

展示内容

展示室では、以下のテーマに基づいた展示が行われています。

動植物: 乗鞍に生息する動植物、特にライチョウの生態をパネルで紹介しています。また、動植物の様子を再現した展示も行われています。
地理・地質: 乗鞍の成り立ちを岩石標本とともに解説し、乗鞍全域の様子がわかる模型も展示しています。
生活と文化: 乗鞍の人々の生活と文化を紹介するコーナーでは、蕎麦作りや世界の蕎麦についての解説、近年の食生活を道具とともに展示しています。また、白骨温泉などの温泉の歴史を写真で見ることができます。
乗鞍高原とスキー観光: 乗鞍高原の歴史とスキー観光についての紹介、昔の生活道具の展示も行われています。

バットハウス

乗鞍高原には数種類のコウモリが生息していますが、特にクビワコウモリの集団繁殖地は乗鞍のみに存在します。センターに隣接する木造の巣作り施設「バットハウス」では、クビワコウモリの調査・保護活動が行われています。クビワコウモリは長野県により希少野生動植物として指定されています。

利用情報

開館期間: 4月15日～11月15日
開館時間: 8時30分～17時
* 入場料: 無料

交通アクセス

アルピコ交通上高地線新島々駅からバスで約45分、「観光センター前」停留所下車すぐです。

参考資料

長野県乗鞍自然保護センター紹介リーフレット

長野県乗鞍自然保護センターは、乗鞍の自然と文化を学ぶための最適な場所です。ぜひ一度訪れてみてください。

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