長野県道287号町村白川村井停車場線

長野県道287号町村白川村井停車場線について

長野県道287号町村白川村井停車場線は、長野県松本市内を東西に走る県道です。全長は約8.8kmで、松本市中山地区から村井駅前を結んでいます。この道路は、市街地、住宅地、田園地帯を通過し、地域住民の生活に欠かせない重要な役割を担っています。

概要

この県道の特徴として、松本市中山地区では道幅が狭いため、バイパスが建設され、新線と旧線の2つのルートが存在することが挙げられます。新線は中山小学校交差点から、旧線は無名の交差点からそれぞれスタートし、途中合流します。

終点は村井駅前で、長野県道48号松本環状高家線旧線との交差点が重複終了地点となっています。全線にわたり2車線が確保されています。

路線データ詳細

総距離: 約8.8km
新線起点: 松本市中山、中山小学校交差点 (長野県道63号松本塩尻線、東山山麓広域農道交点)
旧線起点: 松本市中山、無名の交差点 (長野県道63号松本塩尻線、東山山麓広域農道交点)
終点: 松本市村井町南1丁目、村井駅前 (長野県道48号松本環状高家線旧線交点、重複終了地点)
車線数: 2車線

重複区間

複数の県道と重複する区間があります。

長野県道289号寺村南松本停車場線（松本市寿豊丘、白川交差点から松本市内田、内田交差点）
長野県道288号新茶屋塩尻線（松本市寿小赤、寿小池交差点から松本市寿南、田川橋交差点）
長野県道48号松本環状高家線旧線（松本市村井町南3丁目、村井交差点から松本市村井町南1丁目、村井駅前）

交差する道路

多くの道路と交差しており、以下の通りです。

長野県道63号松本塩尻線、東山山麓広域農道（新線、旧線起点）
牛伏川堤防道路
長野県道289号寺村南松本停車場線（重複開始、終了地点）
塩沢川堤防道路
長野県道288号新茶屋塩尻線（重複開始、終了地点）
田川堤防道路
国道19号
長野県道48号松本環状高家線旧線（重複開始、終了地点）

沿線の風景

新線、旧線ともに、起点から合流地点までは丘陵地帯で、畑が広がります。カーブが多く、坂道もきつい箇所があり、変化に富んだ道です。合流後は中山台団地などの住宅地が続き、生活道路としての側面が強まります。白川交差点で左折し、南に進むと、寿台団地や松原団地といった住宅地が続きます。寿台交差点付近はこれらの団地の中心部にあたり、商業施設も見られます。

その後、風景は田畑が中心に変わります。舟沢川を渡ると馬場家住宅があり、歴史を感じさせる風景も見られます。塩沢川を渡った後、右折し、川沿いを走ります。平坦な地形に出ると、右折し、北進します。再び塩沢川を渡り、長野県道288号新茶屋塩尻線と交差、重複し、西進します。このあたりからは、再び住宅が中心の景色になります。

田川橋手前で長野県道288号新茶屋塩尻線との重複が終わり、路線はまっすぐ進みます。右手にはまつもと医療センターがあり、医療施設も沿線に存在します。その後、国道19号と交差、村井駅前の商店街を抜け、村井駅に到達します。

まとめ

長野県道287号町村白川村井停車場線は、松本市の多様な風景を繋ぐ、重要な生活道路です。中山地区のバイパスや、住宅地と田園地帯が織りなす変化に富んだ景観を楽しむことができます。地域住民の生活を支えるだけでなく、ドライブやサイクリングなどにも適した道と言えるでしょう。

関連項目

* 長野県の県道一覧

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