長野県道33号白馬美麻線

長野県道33号白馬美麻線

長野県道33号白馬美麻線は、長野県北安曇郡白馬村大字神城の国道148号交点から、大町市美麻青具の長野県道31号長野大町線交点に至る、全長約9.6kmの主要地方道です。

概要

この道路は、1998年の長野オリンピック開催時に、長野市川中島今井の選手村や長野駅と白馬会場を結ぶアクセス路として重要な役割を果たしました。長野県道31号長野大町線と合わせて「オリンピック道路」とも呼ばれており、冬季には多くのスキー客が利用しています。

長野・白馬間を結ぶ主要ルートとして、国道406号よりも利用頻度が高くなっています。これは、国道406号には未改良区間が残っているのに対し、本路線はオリンピックを機に整備が進められたためです。

また、長野県内の主要国道には、カントリーサインにイラストと標高が記載されていますが、この路線の大町市・白馬村境界には、県道でありながら国道形式のカントリーサインが設置されています。これは、長野オリンピックのアクセス道路として、国道並みの整備が行われたことを示しています。

路線データ

路線認定
起点：北安曇郡白馬村大字神城
終点：大町市美麻
重要な経過地：なし
道路の区域
起点：北安曇郡白馬村大字神城23321番の1地先（国道148号交点）
終点：大町市美麻青具17411番の1地先（青具交差点＝長野県道31号長野大町線交点）
実延長：9.5968 km
幅員：2車線
道路法第7条第1項該当号：6号

歴史

1959年（昭和34年）8月1日：青具神城停車場線として認定。
1993年（平成5年）5月11日：建設省により、県道青具神城停車場線の一部が白馬美麻線として主要地方道に指定。
1994年（平成6年）4月1日：青具神城停車場線から白馬美麻線へ名称変更。

地理

通過する自治体
北安曇郡白馬村
大町市

交差する道路

（北安曇郡白馬村神城飯森付近＝起点）
国道148号（千国街道）
（大町市美麻青具付近）
長野県道324号青具簗場停車場線
青具交差点（大町市美麻青具＝終点）
長野県道31号長野大町線（オリンピック道路）

脚注

この路線は、長野オリンピックの開催を契機に整備され、その重要性から国道並みの扱いを受けています。

関連項目

長野県の県道一覧

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