長野県道54号須坂中野線

長野県道54号須坂中野線

長野県道54号須坂中野線は、長野県須坂市を起点とし、上高井郡高山村を経由して中野市に至る主要地方道です。この道路は、地域の交通網において重要な役割を担っていますが、一部区間が不通となっている点が特徴です。

概要

この県道は、須坂市と中野市を直接結ぶルートとして計画されましたが、途中の間山峠が現在も不通区間となっています。そのため、須坂市と中野市間の移動は、主に国道403号が利用されています。しかし、不通区間を境にして、南側（須坂市側）の区間は、須坂市街地から山田温泉などの高山村方面への主要なアクセスルートとして機能しています。一方、北側（中野市側）の区間は、中野市街地から間山温泉ぽんぽこの湯方面へのアクセス道路としての役割を担っています。

路線データ

起点: 須坂市大字須坂（上中町交差点 = 国道406号交点）
終点: 中野市大字一本木（一本木・栗和田交差点 = 国道403号交点）

歴史

この県道の歴史は、以下の通りです。

1954年（昭和29年）11月1日：高井中野線として認定。
1970年（昭和45年）10月29日：大前須坂線として認定。
1982年（昭和57年）4月1日：大前須坂線の一部と高井中野線を統合し、主要地方道須坂中野線として指定。
1982年（昭和57年）9月13日：須坂中野線として認定。

不通区間

高山村大字中山字横道・字三郷地籍境界から中野市間山間
間山峠

重複区間

長野県道112号大前須坂線（須坂市春木町南交差点から高山村高井荒井原付近まで）

通過する自治体

須坂市
上高井郡高山村
中野市

交差・接続する道路

須坂市

上中町交差点（起点）：国道406号
春木町南交差点：長野県道344号須坂停車場線、長野県道112号大前須坂線（重複区間開始）
本郷交差点：須高広域農道（北信濃くだもの街道）

高山村

高井荒井原付近：長野県道112号大前須坂線（重複区間終了）
高井付近：長野県道499号相之島高山線
中山付近：長野県道66号豊野南志賀公園線

中野市

一本木・栗和田交差点（終点）：国道403号

橋梁

沖渡橋（松川）

周辺施設

須坂温泉
高山村役場
間山温泉ぽんぽこの湯
中山晋平記念館

その他

この道路の不通区間である間山峠については、今後の動向が注目されます。

関連項目

長野県の県道一覧

外部リンク

* 間山峠 - ウェイバックマシン（2018年11月6日アーカイブ） - 本路線の不通区間を紹介したページ

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