長野県道75号駒ヶ根駒ヶ岳公園線

長野県道75号駒ヶ根駒ヶ岳公園線について

長野県道75号駒ヶ根駒ヶ岳公園線は、長野県駒ヶ根市から上伊那郡宮田村へと至る主要地方道です。この道路は、駒ヶ根駅を起点とし、中央自動車道駒ヶ根インターチェンジを経由して、中央アルプス駒ヶ岳の中腹にあるしらび平に至るルートを形成しています。

概要

この県道は、駒ヶ根市街地において国道153号線と一部重複する区間を有しています。起点となるのはJR飯田線駒ケ根駅前で、そこから市街地を抜け、中央自動車道駒ヶ根インターチェンジ前を通過します。終点は、中央アルプス駒ヶ岳の中腹に位置するしらび平です。

特筆すべき点として、新太田切発電所より上部は一般車両の通行が規制されています。この区間は、中央アルプス観光と伊那バスの2社が運行するバスのみが通行を許可されており、観光客や登山客の輸送を担っています。さらに、しらび平からは駒ヶ岳ロープウェイが運行しており、山頂へのアクセスを可能にしています。

路線データ

起点: 駒ヶ根市中央
終点: 上伊那郡宮田村

歴史

この道路の歴史は、1976年（昭和51年）10月14日に「駒ヶ岳駒ヶ根停車場線」として認定されたことに始まります。その後、1982年（昭和57年）4月1日に建設省によって主要地方道「駒ヶ根駒ヶ岳公園線」に指定されました。同年9月13日には、路線名が「駒ヶ岳駒ヶ根停車場線」から「駒ヶ根駒ヶ岳公園線」へと変更されています。1993年（平成5年）5月11日には、建設省によって主要地方道として再指定されました。

路線状況

重複区間

国道153号：駒ヶ根市中央・仲町広小路交差点から駒ヶ根市北町・北町交差点まで

通過する自治体

駒ヶ根市
上伊那郡宮田村

交差する道路

国道153号（駒ヶ根市中央・仲町広小路交差点）
国道153号（駒ヶ根市北町・北町交差点）
伊那中部広域農道（中央アルプス花の道）（駒ヶ根市 北原交差点）
中央自動車道 駒ヶ根インターチェンジ（駒ヶ根市赤穂・インター入口交差点）

沿線施設

沿線には、以下の施設や観光スポットがあります。

飯田線 駒ケ根駅
長野県看護大学
昭和伊南総合病院
光前寺
駒ケ根高原美術館跡
中央アルプス観光菅の台バスセンター
早太郎温泉
太田切川
駒ヶ根高原スキー場
駒ヶ岳ロープウェイ しらび平駅

その他

この路線は、駒ヶ岳への観光ルートとして重要な役割を担っており、美しい自然やレジャースポットへのアクセスを提供しています。

関連項目

長野県の県道一覧

もう一度検索