門田駅

門田駅（もんでんえき）

門田駅は、福島県会津若松市門田町に位置する会津鉄道会津線の駅です。のどかな田園風景の中に佇む無人駅で、地域の足として、また観光客にも利用されています。

歴史

1927年（昭和2年）11月1日 - 鉄道省会津線の駅として開業。
1977年（昭和52年）6月1日 - 貨物取扱廃止。
1984年（昭和59年）2月1日 - 荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）
4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
7月16日 - 会津鉄道に転換。駅無人化、交換設備供用開始。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホームは線路を挟んで向かい合っており、列車交換が可能です。駅舎は無人化されており、切符の販売や改札業務は行われていません。駅名標には「会津身不知柿の里 一ノ堰の地蔵尊」と記されており、地域の名産品と名所が紹介されています。

かつて国鉄時代には比較的大きな木造駅舎がありましたが、集落の中心部からやや離れた場所に位置していたため、利用客は多くありませんでした。国鉄末期には旅客扱いの職員が駐在するのみとなり、会津鉄道への転換後、駅舎の事務室部分は物置として使用されていました。その後、駅舎は改築され、現在は簡易な待合室機能のみの建物となっています。

利用状況

会津鉄道によると、2016年度の1日平均乗車人員は3人でした。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設や名所があります。

沢川
国道118号
福島県道212号門田停車場線

バス路線としては会津バスが運行しており、会津若松駅、芦の牧車庫、大川発電所前方面へのアクセスが可能です。

隣の駅

会津鉄道会津線の隣の駅は以下の通りです。

■会津線
□快速「リレー号」：通過
□快速「AIZUマウントエクスプレス」・□快速（無愛称の会津若松行き）・■普通（普通「リレー号」含む）：南若松駅 - 門田駅 - あまや駅

2009年から2013年までの間、南若松駅と当駅の間に一ノ堰六地蔵尊駅（2009年のみ駅名は「六地蔵尊駅」）が、8月23日と24日限定で臨時駅として設置されていました。

脚注

特になし

関連項目

* 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

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