関口幸三

関口幸三について

関口幸三（せきぐちこうぞう）は、1976年2月9日生まれの日本の柔道選手で、埼玉県にルーツを持ちます。彼の柔道の専門階級は60kg級で、身長は167cmです。得意技として知られているのは背負投で、彼のスタイルは多くのファンから愛されています。

経歴

関口は柔道の道を安行東中学校から始め、次いで八潮高校に進学しました。中学から高校にかけては、柔道の舞台で多くの試合を経験しましたが、2年次のインターハイ軽量級では決勝トーナメント1回戦で敗退し、3年次の予選リーグでも同様の結果に終わりました。今注目すべきは、日体大に進学した後の彼の活躍です。大学2年時には正力杯の60kg級で3位という好成績を記録し、また正力国際大会では決勝に進出するも国士舘大学の堤時貞選手に敗れ、2位となりました。

その後、3年生の時には正力杯で決勝に進むも、東海大学の徳野和彦選手に敗れ再び2位となりましたが、彼の真髄は1996年の世界学生選手権で発揮されます。この大会では、フランスのヤシヌ・ドゥマ選手との決勝にて、見事な袖釣込腰を決めて優勝を果たしました。この成功は、彼の選手人生において重要なターニングポイントとなりました。

大学4年生の時にはアジア柔道選手権で優勝し、さらに正力杯でも2年後輩の石井一行選手を破ることで再度の優勝を達成しました。ただし、正力国際では再び2位となり、この大会での優勝にはあと一歩近づくものの達成には至りませんでした。

引退後の経歴

大学を卒業した後、彼は綜合警備保障に属し、2003年には実業個人選手権の66kg級で3位を獲得しました。なお、選手生活を終えた後は、教育の道に進み郁文館高校の教員として柔道を指導しました。その後、退職して帝京科学大学の柔道部監督に就任し、後進の指導に力を注いでいます。

戦績

関口幸三の戦績を以下に挙げます：

• - 1995年 - 正力杯 3位
• - 1996年 - 正力国際 2位
• - 1996年 - 正力杯 2位
• - 1996年 - 世界学生 優勝
• - 1997年 - 正力杯 優勝
• - 1997年 - アジア柔道選手権 優勝
• - 1998年 - 正力国際 2位
• - 2003年 - 実業個人選手権 3位（66kg級）

彼の華やかな柔道人生は、多くの人々に感銘を与え続けています。関口幸三選手のプロフィールや戦績について詳しくは、JudoInside.comを訪れてみてください。

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