闘牛戦士ワイドー

闘牛戦士ワイドー

『闘牛戦士ワイドー』は、琉球放送で2018年に放送された特撮番組、およびその主人公の名前です。2018年4月から6月にかけて全10話が放送され、その後2019年には続編『闘牛戦士ワイドー2』も放送されました。沖縄県うるま市を舞台に、闘牛をモチーフにしたヒーローが活躍する物語で、出演者は全員沖縄県出身。ダチョウ倶楽部の肥後克広や元DA PUMPのYUKINARI、パッション屋良などが出演しています。

概要

ワイドーは、もともと闘牛が盛んなうるま市のローカルヒーローとして、闘牛実況アナウンサーの伊波大志によって考案されました。2013年から市内のイベントで活動していましたが、本作でテレビ化。撮影の9割はうるま市で行われ、地域に根ざした作品となっています。テレビ化にあたっては、『トクサツガガガ』の作者である丹羽庭がデザインを担当しました。

あらすじ

舞台は闘牛が盛んな沖縄県うるま市。勢子（闘牛師）を夢見るお調子者の名嘉真勢矢は、はぐれ牛を追いかけて昔の闘牛場にたどり着きます。そこで謎の閃光を浴びたことで、興奮すると角が生える体になり、牛のパワーを身につけることになります。同じ頃、幼馴染のユカリが何者かに牛に姿を変えられてしまいます。勢矢は彼女を元の姿に戻すため、人間を牛に変える野望を持ったカミヤー軍団と戦うことを決意します。

登場人物

名嘉眞勢矢（なかま せいや）/ ワイドー: 本作の主人公。闘牛戦士ワイドーに変身する。謎の閃光を浴びたことで、興奮すると頭から角が生えるようになる。
天願ガイ（てんがん ガイ）/ シンカーワイドー: 勢矢の相棒。シンカーワイドーに変身し、ヤグイをかけることでワイドーの能力を上げる。
伊波ユカリ（いは ユカリ）: 本作のヒロイン。何者かに牛に姿を変えられてしまう。
伊波ゴウ（いは ゴウ）/ グマーワイドー: ユカリの弟。勢矢と同じ謎の閃光を浴びグマーワイドーとなる。
名嘉眞良男（なかま よしお）: 勢矢のおじ。
カミヤー: カミヤー軍団のボス。人間に対し深い憎しみを抱き、全ての人間を牛にしようと企む。
タッチュータイフーン: カミヤーの手下。長い角を高速回転させ竜巻を発生させて攻撃する。
ドクドクカチャーサー: カミヤーの手下。カチャーシーからの波動で人間を操る。
チュラベニークー: カミヤー軍団の紅一点。鞭を使う。

用語

勢子（せこ）: 牛のそばにつき牛を闘いに導くセコンドの役割。闘牛士のこと。
ヤグイ: 闘牛の試合で勢子が牛に「ヒーヤイ、ヒーヤイ」と気合いを入れさせるための言葉。
カミヤー軍団: カミヤーを中心とした人間を牛に変えるため暗躍する軍団。

スタッフ

監督：たかひろや、平一紘
制作プロダクション：ランプ株式会社
制作著作：ワイドーaiプロ株式会社
闘牛監修：伊波大志
エグゼクティブプロデューサー：新垣壮大
企画プロデューサー：山田優樹
アクション監督：翁長大輔
脚本：山田優樹、たかひろや
音楽：SADA
主題歌：HY

放映リスト

「封切戦」4月7日
「二番戦」4月14日
「三番戦」4月21日
「四番戦」4月28日
「五番戦」5月5日
「六番戦」5月12日
「七番戦」5月19日
「八番戦」5月26日
「九番戦」6月2日
「最終戦」6月9日

もう一度検索