阪口あや

阪口あや：幅広い活躍を見せるベテラン声優・歌手

阪口あやさんは、1959年5月22日生まれの東京都出身の声優、歌手です。大沢事務所に所属しており、血液型はO型、学習院大学法学部卒業という経歴を持ちます。

彼女のキャリアは多岐に渡り、声優としての活動、歌手としての活動、そして両分野を融合させた活動と、その才能は実に多彩です。

音楽活動：インディーズバンドからCMソングまで

1980年代にはインディーズバンド「東京お子様エレキ団」のボーカルとして活動していました。バンド活動と並行して、テレビCMの声優も務め、バンド解散後はナレーターやアニメの声優として活動の幅を広げました。

歌手としては、アニメソングやCMソングなどを数多く歌っており、その歌唱力は高く評価されています。代表的な楽曲としては、小岩井乳業のCMソングや、SONY ブラックトリニトロンのCMソングなどがあります。また、『なんでもQ』のオリジナルソング「ウーパークイーンの宮殿」（阪口あやや名義）なども発表しています。さらに、マクロスシリーズのキャラクターソングも数多く担当し、その歌唱力は作品の世界観を彩る重要な要素となっています。

声優活動：少女役から個性的な役まで幅広くこなす実力派

声優としては、少女役を多く担当しており、1990年代を中心に数多くのアニメ作品でメインキャラクターや重要な役割を担ってきました。その高い演技力は、視聴者に多くの感動と共感を呼びました。

代表作として挙げられるのは、『怪盗セイント・テール』のさやか、『神秘の世界エルハザード』のウーラ、『バトルアスリーテス大運動会』のターニャ・ナティピタッドなど、数多くの作品でメインキャラクターや印象的な脇役を演じています。

アニメ以外にも、ゲーム、吹き替え、ラジオドラマ、ドラマCDなど、幅広い分野で活躍しています。ゲームでは、『バトルアスリーテス大運動会』シリーズ、『マクロス』シリーズ、『マブラヴ』シリーズなど、人気作品への出演が目立ちます。吹き替えでは、『新スタートレック』のタイラー少尉役などを務めています。ラジオドラマでは『吸血姫美夕』や『ラジオの世界エルハザード』に出演し、その表現力は聴く者の心を掴みます。

代表作品

彼女の活動は多岐に渡るため、以下に代表的な作品を挙げ、その活躍ぶりを改めて振り返ってみましょう。

アニメ

『シティーハンター'91』（ユミ）
『どろろんぱっ!』（まゆみ）
『怪盗セイント・テール』（さやか）
『神秘の世界エルハザード』（ウーラ）
『クレヨンしんちゃん』（ミホちゃん）
『バトルアスリーテス大運動会』（ターニャ・ナティピタッド）
『聖ルミナス女学院』（シスター・ジーナ）
『マドレーヌ』（ジゼル）
『イソップワールド』（ヨッチン）
『爆転シュート ベイブレード』（イワン・パホーフ）

OVA

『神秘の世界エルハザード』（ウーラ）
『神秘の世界エルハザード2』（ウーラ）
『バトルアスリーテス大運動会』（ターニャ・ナティピタッド）
『ハローキティ』関連作品（ミミィ・ホワイト）
『マクロス ダイナマイト7』（エルマ・ホイリー）
『リカちゃん』関連作品（ミキ・マキ）

ゲーム

『バトルアスリーテス大運動会』シリーズ（ターニャ・ナティピタッド）
『恋こいしましょ2』（愛川沙姫）
『ドキドキプリティリーグ 熱血乙女青春記』（聖真琴）
『ソナタ』（TW1-NISHIKI、ニシキ、広小路にしき）
『ねっと DE ぱら』（橘綾）
『ハッピィサルベージ』（ルーリー）
『Fragrance Tale』（妖精ルビイ）
『マブラヴ』シリーズ（戎美凪）
* 『マクロス』シリーズ（エルマ・ホイリー）

このように、阪口あやさんは長年に渡り、声優・歌手として第一線で活躍し続けています。その幅広い活動と高い演技力、歌唱力は、多くのファンを魅了し続けています。今後も彼女の活躍から目が離せません。

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