陸前赤崎駅

陸前赤崎駅について

陸前赤崎駅（りくぜんあかさきえき）は、岩手県大船渡市赤崎町に位置する三陸鉄道リアス線の駅です。駅の愛称は「貝塚めぐり」で、これは駅周辺に数多くの貝塚が残されていることに由来します。この駅は、かつて運行されていた臨時快速「リアス・シーライナー」の停車駅でもありました。

歴史

陸前赤崎駅の歴史は、1970年（昭和45年）3月1日に、日本国有鉄道盛線の駅として開業したことに始まります。その後、1984年（昭和59年）4月1日に三陸鉄道に移管され、南リアス線の所属となりました。

2011年（平成23年）3月11日には、東日本大震災が発生し、南リアス線は全線で運休となりました。陸前赤崎駅も大きな被害を受け、ホームの陥没や擁壁の損傷、駅付近の築堤の陥没などが発生しました。

しかし、2013年（平成25年）4月3日には、南リアス線の盛駅から吉浜駅間が復旧し、陸前赤崎駅も営業を再開しました。この際、駅は以前の位置から釜石寄りに約100メートル移転しています。

駅構造

現在の陸前赤崎駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅で、無人駅として運営されています。駅は佐野トンネルと綾里トンネルの間に位置する築堤上にあり、大船渡湾を一望できる景色の良い場所にあります。

利用状況

大船渡市の統計書によると、2021年度（令和3年度）の1日平均乗車人員は4人です。過去の利用状況は以下の通り推移しています。

駅周辺

駅前には広場が整備されており、駅裏の高台は津波発生時の第一避難場所に指定されています。

主な周辺施設

大洞貝塚
大船渡市立赤崎小学校
岩手県道9号大船渡綾里三陸線
太平洋セメント大船渡工場

隣の駅

三陸鉄道

■リアス線

盛駅 - 陸前赤崎駅 - 綾里駅

その他

出典：記事本文
関連情報：日本の[[鉄道駅一覧]]
* 外部リンク：陸前赤崎駅（三陸鉄道）

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