雨のち晴れ、ときどき涙

アルバム概要

研ナオコの20作目となるオリジナル・アルバム『雨のち晴れ、ときどき涙』は、2015年5月13日にリリースされました。このアルバムは、彼女のデビュー45周年を記念して制作され、様々なアーティストからの楽曲が盛り込まれています。この作品では、全10曲中8曲が既存の楽曲のカバーであり、残りの2曲が新作です。実に23年ぶりのメジャーレーベルからのオリジナル・アルバムの発表となり、ファンにとって特別な意味を持つ作品となっています。

アルバムの収録内容

本作には、幅広いジャンルの楽曲が取りそろえられており、各曲はさまざまなアーティストによって書かれたものです。以下に収録曲を一覧として示します：

1. アカシアの雨がやむとき（3:37）
- 作詞: 水木かおる
- 作曲: 藤原秀行
- 編曲: 入江純
- 西田佐知子のカバーです。

2. 舟唄（3:35）
- 作詞: 阿久悠
- 作曲: 浜圭介
- 編曲: 古池孝浩
- 八代亜紀のカバーとなります。

3. 別れの朝（4:09）
- 作詞: Joachim Fuchsberger（日本語詞: なかにし礼）
- 作曲: Udo Juergens
- 編曲: 入江純
- ペドロ&カプリシャスの名曲をカバー。

4. 壁の向こう（6:18）
- 作詞・作曲: 中村中
- 編曲: 佐藤準
- これが新曲の1つで、彼女の独自の世界観が表れています。

5. ちっちゃな時から（3:31）
- 作詞: 浅川マキ
- 作曲: むつひろし
- 編曲: 後藤次利
- 浅川マキの名作をカバー。

6. 恋しくて（5:01）
- 作詞・作曲: BEGIN
- 編曲: 高見沢俊彦
- BEGINによる人気曲を再演。

7. 夢芝居（3:43）
- 作詞・作曲: 小椋佳
- 編曲: 古池孝浩
- 梅沢富美男の名曲を収録。

8. 糸（4:10）
- 作詞・作曲: 中島みゆき
- 編曲: 古池孝浩
- 中島みゆきの代表曲もカバー。

9. 忍冬（5:04）
- 作詞: ちあき哲也
- 作曲: 杉本真人
- 編曲: 古池孝浩
- 因幡晃の曲を再解釈。

10. ホームレス（5:57）
- 作詞・作曲: 玉置浩二
- 編曲: 佐藤準
- こちらも新曲で、心に響く歌詞が印象的です。

アルバムの意義

『雨のち晴れ、ときどき涙』は、研ナオコの音楽キャリアにおける重要な一歩であり、過去の名曲を今に蘇らせる力と、彼女自身の新たな試みが見られる作品です。このアルバムは、多様な楽曲を通じて、聴く人々に感動と共感をもたらすことを目指しています。音楽界での経験豊富な研ナオコが挑んだこのアルバムは、永遠に語り継がれることでしょう。

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