雲原郵便局

雲原郵便局の概要

雲原郵便局（くもはらゆうびんきょく）は、京都府福知山市に位置する郵便局で、特に無集配特定郵便局として知られています。1955年に設立された金山簡易郵便局のシステムを引き継ぎ、無集配局としての機能を持つこの施設は、地域住民に郵便サービスを提供し続けています。郵便局の住所は、〒620-0221 京都府福知山市雲原233です。

沿革

雲原郵便局の歴史は1878年（明治11年）に遡ります。当初は上佐々木郵便局（等級五）として設立されました。その後、1885年（明治18年）10月1日には貯金業務を開始し、1899年（明治32年）12月16日には為替取扱も始まりました。そして1900年（明治33年）1月16日には、現在の名称である雲原郵便局に改称されます。

1955年には金山簡易郵便局の廃止に伴い、その取扱事務を引き継ぎました。しかし、1976年には福知山電報電話局へ電話交換業務が移管されるという変遷もありました。2006年には金山郵便局が一時閉鎖されたため、その業務も引き継ぎましたが、2007年3月12日に集配業務を福知山郵便局に移管し、無集配郵便局としての位置付けが確立されました。この時、郵便番号は〒620-0299から〒620-0221に変更されました。

同年10月1日には民営化が行われ、2012年10月1日には日本郵便株式会社としての新たなスタートを切りました。

取扱内容

雲原郵便局が提供するサービスには、通常の郵便業務はもちろん、印紙の販売やゆうパック、さらに貯金、為替、振替、振込業務、国債の扱い、生命保険やバイク自賠責保険の取り扱い、そしてゆうちょ銀行ATMなどが含まれています。特に、地域内での貯金や振替業務は重要な役割を果たしています。

周辺の環境

郵便局の近くには福知山市立北陵中学校や福知山市立公誠小学校があり、地域の教育機関としても重要な位置を占めています。また、京都府道63号山東大江線が近くを通り、利便性が高い場所にあります。ナチュラルな景観の中を流れる雲原川は、全国的にも有名な早期整備された雲原砂防関連施設群に接しており、訪れる人々には自然の魅力を感じさせています。

アクセス

アクセスは非常に便利で、丹海バスの雲原停留所で下車すればすぐ近くに辿り着けます。また、国道176号沿いに位置しており、車での訪問も可能です。小さな駐車場が用意されており、最大3台の車が駐車できます。

まとめ

雲原郵便局は、長い歴史を持ち、地域に根ざした重要な郵便局として活動しています。無集配局としての位置が確立された今でも、地域住民の様々なニーズに応えるべく、幅広いサービスを展開し続けています。

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